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陸上自衛隊と米陸軍は7日、岩手県滝沢村の岩手駐屯地で「総合的なテロ対策」を念頭に共同訓練では初めて建物制圧を目的とした突入訓練などを行い、報道関係者に公開した。
日米共同訓練は1981年から戦闘技術の向上や連携強化を目的に日本各地の演習場などで毎年実施。今回は陸上自衛隊弘前駐屯地の約400人と米テキサス陸軍州兵の約300人が参加し、13日まで行う。
建物突入訓練では、テロ犯が建物を占拠したと想定し、小銃を持った自衛隊員5人が威嚇射撃をしながら、プレハブに接近。裏手のドアから進入して複数のテロ犯を銃撃、約2分後に制圧した。これに先立ち、米軍も突入訓練を実施。互いに今後の対策に反映させる方針。
7日の訓練では化学物質で汚染された場所を検査、除去する訓練のほか、小銃や機関銃を用いた射撃訓練も行われた。
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=soci&NWID=2004110701001659