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ウクライナ国内ニュース
2004年10月
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/etc/RFERL/u0410-12.htm
04/10/01
反対派大統領候補Yushchenkoは9月30日、マスコミに対し、中毒事件に関する診断捏造疑惑の報道をやめるよう伝えた。Yushchenkoの公式HPは、彼の中毒について「ウィルスまたは通常の食品に含まれない化学物質が原因である」という、ウィーンの病院の医療記録を掲載した。
04/10/04
反対派大統領候補の選挙責任者Zinchenkoは3日、「Yushchenkoの毒物中毒に医学的根拠がない」とウィーンの病院が発表したというロイター通信は偽りである、と発表した。Zinchenkoが病院の医師に確認したところ、ロイターの情報は病院とは関係なかった。
04/10/05
大統領候補のYushchenkoとYanukovychはともに、10月31日の選挙に向けてのテレビ討論会を拒否した。Yanukovychの選挙スタッフによると、決戦投票での討論会には参加する。
04/10/06
1万1000人を対象とした9月の世論調査によると、YushchenkoとYanukovychはまったく互角であった。第一回投票でのYushchenko支持は31.5%で第2回では38.2%だった。一方Yanukovychは第1回30.6%で第2回 37.5%だった。
04/10/08
大統領候補Yushchenkoの中毒事件を調査していた議会特別委員会は7日、Yushchenkoの病気が毒物によるとも、よらないとも言えないという報告を発表した。事件調査に関わったウクライナの医師と治療にあたったウィーンの医師が署名した声明によると、Yushchenkoの病気は生物系のものが関係している。
04/10/12
反対派大統領候補Yushchenkoは10日、不可解な病気治療のため入院していたウィーンの病院から帰国し、リボフ市で10万人の群衆を前にして「私は健康であり、私のすべてを自由で民主的なウクライナに捧げる」と演説した。同行のオーストリア人医師によると、病気の原因はいまだに明らかでない。
04/10/13
反対派大統領候補Yushchenkoは12日、大統領に選ばれた際に出す最初の5つの大統領令を明らかにした。まず、2005年の最低生活必要費用を月423フリブナ(80ドル)に引き上げ、最低賃金と年金がそれを下回らないようにする。現行の最低生活費用は 362フリブナで、最低賃金は237フリブナである。
04/10/14
反対派Yushchenko支持勢力が、10月31日の選挙で敗北したら50万人の支持者で中央選管を包囲する計画を立てている、という声明を現首相Yanukovych派が出した。「そうした状況を防止するためあらゆる措置をとるよう大統領に要求する」と声明は述べている。
04/10/15
反対派リーダーらは14日、当局が行おうとしている17日の選挙シナリオを発表した。2つの投票用紙を用意されており、無記入の方を選挙民に渡し、もう一方は記入済みである。開票で数えるのは記入済みの方で、本当の投票の方は投票終了後直ちに廃棄される。
04/10/27
ウクライナ訪問中のプーチン・ロシア大統領は26日、ウクライナのテレビインタビューに生放送で出演した。プーチン大統領は、ウクライナ経済の順調な成長を賞賛し、CIS諸国の経済協力推進を主張した。
04/10/29
キエフで28日、ナチスからの解放60周年式典が行われ、8000人以上の兵士と退役軍人がパレードした。式典には、クチマ大統領、プーチン大統領、Alievアゼルバイジャン大統領が参加した。
04/10/29
反対派大統領候補Yushchenkoの選挙対策責任者Zinchenkoは27日、プーチン大統領がウクライナの大統領選挙に影響力を行使していると非難した。Zinchenkoによると、メディアはプーチン大統領のインタビューやニュースを流すよう強制されている。
04/10/29
ウクライナの約40人のジャーナリストが28日、大統領選挙キャンペーンに関連する圧力に抗議する声明を出した。「当局はテレビ局やそのオーナーに対し、偏った報道をするよう圧力をかけている」と、ICTVチャンネルのShvetsは述べた。声明にサインしたジャーナリストは同日中に89人となった。