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連続車爆弾、37人死亡
米軍「制圧」下のサマラ
ファルージャ作戦に影響も
【バグダッド6日共同】ロイター通信によると、イラク中部サマラで6日午前、反米武装勢力が市庁舎や警察署などに対し、自爆攻撃とみられる自動車爆弾や迫撃砲などで一斉攻撃を仕掛け、地元当局者によると、少なくとも37人が死亡、62人が負傷した。
サマラでは10月初めに米軍とイラク治安部隊が武装勢力の掃討作戦を展開、同市を「制圧」したと発表。今回はその後初の本格的反撃で、治安維持の困難さを裏付けた。
米軍は、武装勢力の一大拠点とされ、同じイスラム教スンニ派地域である中部ファルージャに対する大規模な制圧作戦の準備を終了。今回の反撃は作戦開始の矢先に起きただけに、影響を及ぼしそうだ。
駐留米軍は5日夜、ファルージャ東部で空爆や砲撃を実施。同地域南部では武装勢力が米軍基地を攻撃、米兵1人が死亡し5人が負傷した。AP通信は同市周辺で既に1万人以上の米兵が配置に就いたと報道。ファルージャに通じる一部道路が封鎖され、6日午前、制圧作戦による被害を恐れ、市民の約9割が市外に退避したという。
サマラの医療当局者や地元警察によると、警察と国家保安隊の合同検問所近くのサマラ市庁舎付近で車爆弾が2回相次いで爆発、現場に向かう米軍車両にも3発目の車爆弾が爆発し、地元治安部隊司令官ら23人が死亡した。
3つの警察署がほぼ同時に襲撃され、警官4人が死亡。別の警察署にも爆弾を積んだ車が突っ込み警官10人が死亡した。
中部クーファでも6日、車爆弾が爆発し、地元の治安責任者ら数人が負傷。北部モスル近郊でも米軍物資を運んでいたトラックの近くで爆発があり、トルコ人運転手が死亡した。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/detail/20041106/fls_____detail__043.shtml