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11/05 16:25 外国人拉致アフガンに拡大 イラクと酷似、多発の懸念
【カブール5日共同】国民参加による初の大統領選でカルザイ氏
の当選が決まったアフガニスタンで、選挙管理委員会の外国人職員
三人が武装勢力に拉致された。人質の映像を公開、殺害を予告し自
らの要求を掲げる手口はアフガンでは異例で、イラクで多発する人
質事件に酷似している。
米軍による掃討作戦で追い詰められた旧政権タリバン勢力が、イ
ラクの事件を参考に「爆弾も自爆テロ犯も必要としない戦術」に転
換した可能性があり、復興に向け外国非政府組織(NGO)の支援
が必須のアフガンで、同種の事件が続くのではとの懸念が広がって
いる。
国連によると、拉致されたのは英国とフィリピン、セルビア・モ
ンテネグロ出身の男女三人。先月二十八日、国連の車両でカブール
市内を移動中に襲われた。
タリバンから分派した「ムスリム軍」を名乗る武装勢力が犯行声
明を出し三人の殺害を警告。同三十一日に中東の衛星テレビ、アル
ジャジーラで人質の映像を公開した。
武装勢力側はキューバのグアンタナモ米軍基地などで拘束中のタ
リバン兵釈放と、アフガンからの外国軍撤退を要求。期限は今月五
日だが、アフガン政府と交渉する姿勢も示している。
カルザイ大統領は「アフガンに対する敵対行為」と非難する声明
を発表。カブールの国連報道官は四日「できることはすべてやって
いる」と述べたが、人質解放に向けた進展は不明だ。
20041105 1625
[2004-11-05-16:25]