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イラク:
サマワ・陸自宿営地着弾 「攻撃受ける責任、自衛隊に」−−地元警察が談話
◇「攻撃受ける責任、約束果たさぬ自衛隊に」−−サマワの新聞に地元警察が談話
【カイロ小倉孝保】イラク南部サマワに駐留する陸上自衛隊宿営地内に先月、ロケット弾が着弾した問題で、地元週刊紙「アルサマワ」はこのほど、ムサンナ県警のカリーム・ヘルベット本部長の話として「ロケット弾攻撃の責任は、約束を果たさなかった自衛隊にある」と報じた。
この新聞は先月31日に発行されており、同本部長の発言は同22日(日本時間23日)に初めてロケット弾が宿営地内に着弾した事件を念頭に置いたものだ。
本部長はロケット弾の着弾について、「自衛隊は人道支援、復興のためにやってきたが、それに失敗した。サマワ以外の業者に仕事を発注するなどして約束を実現しなかった」と語った。
毎日新聞のサマワの助手によると、期待したほど生活が向上しないことや、利益を受ける人とそうでない人の格差が生まれたことで、自衛隊を批判する空気も出ているという。
毎日新聞 2004年11月3日 東京朝刊
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/news/20041103ddm002030181000c.html