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中南米3カ国での地方選挙:ベネズエラでチャベス派の圧勝
米国大統領選挙の陰に隠れてほとんど注目されることは無いでしょうが、10月31日に中南米3カ国、ベネズエラ、ブラジル、チリで地方選挙が行われました。
スペインの日刊紙ABC(電子版)は11月1日付でこの結果を伝えています。見出しと簡単な内容だけをご紹介します。
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『地方選挙でチャベス派が圧勝(22地区のうち20地区を押さえる)』
http://www.abc.es/abc/pg041102/prensa/noticias/Internacional/Iberoamerica/200411/02/NAC-INT-039.asp
棄権率が60%を超える。わずかに2地区を得た野党は街頭で抗議活動の予定。
『サンパウロとポルトアレグレでルラ与党が敗北、ルラ体制は磐石ではない』
http://www.abc.es/abc/pg041102/prensa/noticias/Internacional/Iberoamerica/200411/02/NAC-INT-038.asp
与党の労働者党は地方首長選挙で圧勝したが、重要な選挙区であるサンパウロでブラジル社会民主党の候補者に敗れた。
『チリの地方選挙で与党勝利、ラゴス政権を固める』
http://www.abc.es/abc/pg041102/prensa/noticias/Internacional/Iberoamerica/200411/02/NAC-INT-040.asp
ラゴス大統領の与党である民主協定は、地方首長および議会選挙で野党チリ同盟を得票率で10%近い差で破り、来年の大統領選挙に向けての勢いをつけた。
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米国大統領戦後、ベネズエラに対して米国がどんな態度に出るのかは予断を許しませんが、8月の不信任案を退けたチャベスはとりあえず基盤を固めているようです。またチリではピノチェットに対する裁判が行われており、スペインと同様に独裁政治体制の払拭が進んでいるようです。