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石油メジャー:原油価格の高騰で大幅増益 7−9月期決算
国際石油資本(メジャー)各社の今年7−9月期決算は、原油価格の高騰を受けて軒並み大幅な増益を確保した。豊富な資金を背景に設備投資計画を上方修正し、油田開発に積極的に乗り出す動きも出ている。
英国・オランダ系のロイヤル・ダッチ・シェルの純利益は53億9700万ドル(約5750億円)と前年同期の2.2倍に膨らんだ。米シェブロンテキサコ、米エクソンモービル、英BPも増益幅が5割を超える好決算となった。
BPの7−9月期の原油・ガスの生産量は、11%増の日量約390万バレル(石油換算)と、メジャーの中でも高水準の伸びを記録。期中の北海ブレント原油の平均価格が1バレル=41ドルと前年同期と比べ50%も上昇し、利益を押し上げた。
メジャー各社とも、原油や天然ガスを生産する上流部門に加え、石油製品の需給逼迫(ひっぱく)でガソリン精製など下流部門も好調だった。
メジャーはこれまで、供給過剰による価格下落を恐れて油田開発を抑えてきたが、最近は根強い需要と豊富な資金を背景に積極姿勢に転換。
BPは来年度の設備投資を当初計画に10億ドル上積みし、140億ドルとする。ロシアで油田開発を進めた効果が業績に表れており、今後も高水準の投資を続ける方針だ。(ロンドン共同)
毎日新聞 2004年11月2日 8時33分
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20041102k0000e020005000c.html
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーサハリン1:
エクソンが中国側と天然ガス供給交渉
中川昭一経済産業相は2日の閣議後会見で、ロシア・サハリン沖の資源開発プロジェクト「サハリン1」について、開発計画を主導する米石油大手のエクソンモービルが、中国側と天然ガス供給交渉を始めたことを明らかにした。
経産相は「1日、エクソンのレイモンド会長と会談した際、ほかにも交渉を進めるところがあると言われた。たぶん中国を念頭においているのだろう」と語った。
サハリン1は伊藤忠商事、丸紅などが資本参加。原油と天然ガスを開発、天然ガスはパイプラインで日本まで運ぶ計画。しかし、日本側の漁業権補償問題でパイプライン敷設が困難なことや、電力需要の伸び悩みで日本の電力会社などが購入に難色を示していることから、日本での供給先確保のめどが立っていない。【塚田健太】
毎日新聞 2004年11月2日 12時58分
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20041102k0000e020087000c.html