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【ワシントン和田浩明】イラク・アブグレイブ刑務所で昨年11月に死亡したイラク人男性を、複数の米中央情報局(CIA)の担当者が、死の直前に別の場所で暴行しながら尋問していたと、現場にいた米海軍特殊部隊員が1日、別の部隊員の軍法会議の事前聴聞で証言した。AP通信が報じた。イラクでの米国関係者による拘束者虐待事件では以前からCIAの関与が指摘されていたが、公式の場での目撃証言は少なかった。
証言したのは、米軍司法当局との司法取引で訴追免除された衛生兵。この兵士によると、死亡した男性は昨年11月にバグダッド国際空港の尋問室に連れ込まれ、テロ容疑者とされ、手錠と目隠しをされたまま殴るけるなどの暴行を受けた。現場にはCIA担当者が5〜6人おり、証言した兵士も暴行したという。
米軍の調査によると、男性はこの後、CIA担当者2人がアブグレイブ刑務所に連行。氏名を登録されない「幽霊拘束者」として拘束されたが、1時間もたたずに死亡した。幽霊拘束者は赤十字国際委員会(ICRC)による待遇調査時などに見つからないよう、刑務所内を移動させられていたといい、米軍の内部調査報告書も「国際法違反」と批判している。
毎日新聞 2004年11月2日 11時31分
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/asia/news/20041102k0000e030049000c.html