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サマワの陸自宿営地内に着弾か 一部施設に被害の模様
防衛庁に入った連絡によると、イラク南部サマワの陸上自衛隊宿営地で10月31日午後10時半(日本時間11月1日午前4時半)ごろ、大きな爆発音が聞こえた。砲撃による着弾音とみられる。政府関係者によると着弾地点は確認できていないが、宿営地内とみられ、施設の一部に被害が出ている模様だ。細田官房長官は1日午前の記者会見で「自衛隊員にけががないことは確認済みだ」と語った。宿営地では10月22日に信管を外したロケット弾が着弾している。
政府高官は1日朝、「現地は夜でまだよくわからないが、宿営地の中という話もある」と記者団に語り、宿営地内に着弾した可能性を認めた。イラクで拘束されていた香田証生さんが殺害された事件に加え、宿営地への砲撃と見られる事態が相次いで起きたことで、イラクの治安情勢の悪化がより鮮明になった。12月14日に期限を迎える自衛隊の派遣延長の是非をめぐる論議にも影響を与えそうだ。
爆発音は1回で、飛翔(ひしょう)音とともにかなり大きな音が聞こえたという。関係者によるとロケット弾の可能性があり、宿営地の北側から撃たれたらしい。宿営地ではコンテナの退避壕(ごう)に隊員が移り、電灯を消すなどの退避行動をとった。陸自は安全が確保できる夜明けを待って捜索にあたる。
陸自宿営地を狙ったとみられる迫撃砲弾やロケット弾などの砲撃は今回で8回目。このうち22日のロケット弾は隊員が居住するコンテナをかすめて、宿営地内に落ちた。このときは地上で破裂させるための信管が外されていたため、政府では「威嚇的に一発撃ち込まれたという状況ではないかと推測している」(細田長官)と受け止めていた。
小泉首相は1日、記者団に対し、「今後、安全面には十分注意しなければならない」と語るとともに、現地の治安状況について「(サマワのある)ムサンナ州知事も『安定している』と言っていた」と述べた。
(11/01 16:13)
http://www.asahi.com/international/update/1101/004.html