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(回答先: イラクで反米勢力が優位 国務長官も認めると米誌(共同通信) 投稿者 スタン反戦 日時 2004 年 11 月 01 日 11:03:03)
イラクで来年1月に茶番選挙を実施する、という予定が一応組まれているらしいが、無理やり実施するうえでは抵抗勢力が傀儡政権にとっては邪魔である、しかしさらに問題なのはシーア派が政権を握ることである。そうなればイラクのイラン化という、米帝にとっては最悪の事態が出現する。
だから現在主要都市に対して猛爆を加えている、というところまでは理解できた。
ところが、香田さんの殺害により、日本大使館員が一歩も外へ出れず、大使館のあるバグダッドで遺体の確認すらままならぬ状況があきらかとなった。
このことから推し量るに、ベトナム戦争の最終局面がこのような状態で、米軍・韓国軍は最終的には最後の陣地に閉じこもるしかできなかったが、さらにその陣地も陥落していった。
今、米軍陣地も自衛隊陣地もオランダ軍陣地も英軍も(まだかな)ポーランドもどこもかしこも侵略軍は四方八方から迫撃砲やロケット砲攻撃に常時晒されている。実際には米軍基地から米兵が撤退したところもあるらしい。それほどに米軍は窮地に追い込まれている、この劣勢挽回も猛爆の目的であろう。
イラクにおいては、ベトコンが北ベトナム正規軍の支援・直接介入を受けてゲリラ戦を展開して侵略者を追い出したのと違って、基地攻略や車両攻撃する側は主要都市において自由に攻撃していることが特徴的だ。スンニトライアングルもそうだしバグダッドのサドルシティでもその他の都市においても抵抗勢力は銃をもって市内を闊歩しているというではないか。市民が声援を送り警官はこれを黙認。
こういう状態からすればイラクで選挙が実施できるのは五分の四の地域ではなく五分の一にも満たないのが現実だと思う。
ほぼ全土の五分の四は解放区なわけだ。
報道陣がシャットアウトされ、米軍と傀儡政府の発表だけではすでに事実を伝えるのは不可能、イラク全土をまったく掌握できていない。
ここまでくるとさかさまに情勢を読む必要がある。
つまりwhiteさんが投稿している内容が、非常に現実味を帯びているということがわかる。
ベトナム戦争を現実にテレビやラジオの報道で見てきた限りでは最終局面に近づいていることがわかる。
このことに危機感を募らせたブッシュはそれだけ抵抗勢力に対する憎悪を高めておおり、それゆえになりふりかまわぬ殺戮に狂奔するであろうし、現に今、シャロンとともに暴虐の限りを尽くしているのだ。
すでに帰趨は決定している。