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全学連革マル派HP
http://www.zengakuren.org/
より
http://www.zengakuren.org/041114rougaku_yobi.htm
米軍のファルージャ大虐殺弾劾!
11・14アメリカ大使館包囲デモに起て!
■アメリカのイラク占領反対!
■戦乱のイラクより日本軍は撤退せよ!
■反米・反アラウィをたたかうイラク・ムスリム人民と連帯してたたかおう!
すべての学友諸君! イラク占領米軍は11月8日、1万5千を超える兵力でもって反米レジスタンスの拠点・ファルージャへの総攻撃を開始した。1月国民議会選挙を前にして、占領打破・傀儡政権打倒をかかげるムスリム人民のレジスタンスを圧殺するために、総殲滅戦の号令をくだしたのがブッシュ政権なのだ。「現代の十字軍」によるこの世紀の蛮行を、どうして許しておくことができようか! いまこそ憤怒に燃えてたちあがれ! 米軍のこの蛮行にいちはやく支持を表明した小泉政権を弾劾せよ。イラク占領加担のための自衛隊派遣延長を許すな!
11・14アメリカ大使館包囲デモにたちあがろう!
米占領軍のファルージャ大虐殺弾劾!
血に飢えたイラク占領米軍は、街を四方から包囲し、水、電気、食料を断ったうえで、10万の市民が残っているといわれる市街にたいして無差別爆撃を強行している。市街の北側と西側から進入した地上部隊は、死傷者の情報を外部に漏らさぬようにまず総合病院を占拠し、抵抗するイラク民衆を後ろ手に縛り上げ、床に叩き伏せて次々に拘束した。このようにして外部の目から隠された市街地において、化学ガス、神経ガス、白燐爆弾と、殺人兵器を次々と投入している。総攻撃開始前に牧師の洗礼をうけ、宗教的に陶酔した米軍部隊は、イスラームへの憎悪に燃えて市内のモスクをつぎつぎと破壊し、人民皆殺し作戦を展開しているのだ。
このジェノサイドは、アメリカの傀儡・アラウィ政権のおすみつきのもとに強行されている。アラウィ政権は、反米レジスタンス圧殺に突進するアメリカを支えるため、武器を所持しているとみなした者の予防拘禁を可能とする「非常事態宣言」を発令した。のみならず、7,000人のイラク治安部隊をファルージャに差し向け、たたかうイラク民衆の殺戮に駆り立てているのだ。
中央の市庁舎にむけて進軍した米軍の司令官は、市街の七割を掌握したと豪語した。だが、彼らが占拠した市中心部はすでにもぬけの殻であった。旧サダム軍を中核とするスンナ派武装勢力は、退却戦術をも駆使してゲリラ戦闘を挑むために米軍を市中心部にさそいこんだのだ。4月以来の占領軍の波状攻撃をもはねかえしてきた百戦錬磨のゲリラ・グループは、市街の各モスクをつなぐ地下通路を縦横無尽に移動しながら、米軍にたいする総反攻の機をうかがっている。この気配を感じとりつつある米軍は、「彼らは手ごわい。戦闘は長期化するだろう」(米軍司令官)と恐怖を吐露しているのだ。
不屈にたたかうファルージャ人民に呼応するかたちにおいて、イラク民衆は全土の各都市でいっせいに攻勢にうって出た。ラマディからは駐留米軍をたたき出し、北部モスルでも警察署・米軍車両に一斉攻撃をくわえた。首都バグダッドでは、厳戒態勢をついて武装勢力がアラウィの親族を拉致し、傀儡政権に衝撃を与えた。他方スンナ派のイラク・イスラム聖職者協会は、「米軍の攻撃がつづくならば1月国民議会選挙をボイコットせよ」とよびかけて、アメリカの傀儡・アラウィ政権をゆさぶっている。彼らは、アラウィ政権によってファルージャに派遣されてきているイラク治安部隊隊員に対しファルージャ攻撃に参加するな、目覚めよ≠ニ呼びかけを発した。この呼びかけには、シーア派ムクタダ・サドル師が名をつらね、連帯の意志をアピールした。こうしたイラク民衆のたたかいにゆさぶられ、スンナ派のイラク・イスラム党はファルージャ攻撃に抗議し政権から離脱した。もはやアラウィ政権は空中分解寸前である。イラク人民の反米・反占領のたたかいは、宗派の違いをこえ、イラク全土へとさらにもえひろがってゆくであろう。
まさにこれらのイラク・ムスリム諸勢力のたたかいによってさらなる泥沼にはまりこみつつも、これを軍事的に強行突破するために破壊の限りを尽くしているのが米占領軍である。1月国民議会選挙において「イラク民主化」の装いをとりつくろうために、反米をたたかう勢力そのものを叩き潰すことをブッシュ政権は狙っている。「ザルカウィの拠点を壊滅するため」だと? 「国際テロリスト・ザルカウィ」なるものは自らの人民皆殺しを正当化するためにブッシュ政権が宣伝している虚像でしかないではないか(そのことは米軍司令官が、ザルカウィはたしかにファルージャにいたが「実は米軍の包囲以前に逃亡していた」などと言いつくろっていることに明らかである)。
世界第二位の原油産出国たるイラクの石油資源を略奪し、イラクを植民地的に支配しつづけていく、この帝国主義的野望にもとづいたブッシュ政権の暴虐をわれわれは徹底的に糾弾しようではないか! 反米・反占領をたたかうイラク・ムスリム民衆と連帯し、ここ日本の地において米軍のファルージャ大虐殺弾劾、イラク占領反対のたたかいにいまこそたちあがろう!
日本国軍の派遣延長を許すな!
このファルージャ皆殺し作戦を「成功させなきゃいけない、治安改善がイラク復興のかぎだから」と言い放ったのが、日米安保の首輪をつけた「忠犬」小泉政権である。米占領軍のファルージャ大虐殺、これについてアラブ連盟はアメリカに抗議の意思を示した。ロシア政府高官は「イラク問題の解決は軍事的やり方だけでは不可能」と、中国政府高官も「民間人の死傷を深く憂慮する」ブッシュを非難している。ブッシュに助け舟を出したのはイギリスのブレアと、わが日本の小泉だけであった。
小泉政権は、国際的に孤立化したブッシュ政権を支え、泥沼化したイラク占領をあくまで支えつづけるために、非戦闘地域での人道復興支援だ≠ニ強弁し日本民衆をだまくらかしている。彼らは、12月14日に迫った自衛隊=日本国軍の派遣期限を延長させ・さらに派遣枠の拡大・武装の増強を行う意志をうちかためているのだ(自衛隊派遣枠の600人から1,000人への拡大によって、1,000を超える自国軍の駐留を続ける国はイギリス、イタリア、韓国、日本の四カ国のみとなる)。ファルージャ攻撃に加わっている米海兵隊は、沖縄の米軍基地から出撃している。名実ともに、イラクへの侵略者としての姿をイラク民衆の前にあらわしているのが小泉政権なのだ。自衛隊駐屯地へのロケット弾攻撃が敢行されたことは、この部隊がまぎれもなく侵略の加担者として民衆の憎悪の的となっていることを示して余りあるではないか。
イラク民衆と連帯してたたかおう!
米軍のファルージャ総攻撃にたいして、ブレアの膝元・イギリスの25都市で抗議デモがとりくまれたのをはじめ、全世界の民衆が抗議の声をあげている。だがこの局面で、平和運動のリーダーを自任する日本共産党不破=志位指導部はじつに犯罪的な姿をさらしているのだ。彼らは、国連事務総長・アナンや中国政府がアメリカのファルージャ攻撃を批判していることにのっかって、押っ取り刀で「ファルージャでの虐殺作戦を中止せよ」と叫び始めた。その内実は、「戦争とテロの悪循環をひどくする」「イラク問題の解決に逆効果」というものなのだ。彼らにとっては、イラクが「テロリストの温床」(志位)になっていることこそが問題であって、占領軍の暴虐はテロを助長するからよくない≠ニいうことにすぎない。そもそも彼らは日本人青年・香田証生さんが拘束・殺害されたことについて、イラク占領に加担しつづける小泉政権を弾劾することもなく、「札付きのテロ集団」による「絶対に許せない蛮行」だと絶叫したのであった。「イラク解放」の名においてイラクの植民地化をもくろむ侵略者・ブッシュ政権と、これを支える小泉政権への怒りなどみじんもないのだ。
共産党中央は、ブッシュにたいして「イラク政策の再検討」を求めたり、小泉政権にたいして「自衛隊撤退を真剣に検討せよ」などとお願いしたりしている。いままさにイラク民衆を虫けらのように虐殺しているブッシュに、何を「検討」してもらうというのか。彼ら共産党中央はブッシュや小泉にたいして、もっと有効な「テロ根絶」策をとってください、と代案を対置しているにすぎないのだ。「イラク国民の自主独立の国づくりを応援する」と日共中央が標榜してきたことの内実は、占領打破・傀儡政権打倒をめざすイラク民衆の反米レジスタンスを「暴力」「治安の妨げ」として排除し「治安を維持」することの「応援」にほかならないということが、ここにはっきりとしめされている。ブッシュ・小泉の「テロ根絶」イデオロギーに完全におかされ、これに唱和しているのが共産党中央なのだ。たたかうイラク民衆への敵対者・不破=志位指導部に弾劾の嵐をあびせよ!
すべての学友諸君! われわれはこのような日共翼下の既成平和運動を断固としてのりこえ、占領打破・傀儡政権打倒をめざしてたたかうイラク・ムスリム民衆と連帯して〈イラク反戦・反安保・改憲阻止〉のたたかいにいまこそたちあがるべきだ。〈米軍のイラク占領反対!〉の声をたかだかとあげよう。戦乱のイラクより自衛隊は撤退せよ。自衛隊派遣延長阻止! 米軍「トランスフォーメーション」計画にのっとった日本の「対テロ戦争」中枢基地化の策動に反対しよう。このたたかいと結合して、憲法改悪の策動をうちくだくためにたたかおう。
いまこそ、イラク占領に加担しつづける小泉ネオ・ファシスト内閣の打倒をめざしてたたかおうではないか。
すべての学生は11月14日、芝公園23号地に結集せよ! アメリカ大使館を包囲する一大デモンストレーションにたちあがれ! 【11月12日】
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