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(回答先: Re: 米大統領:スペイン首相の再選祝福電話を無視(毎日) 投稿者 NAVI 日時 2004 年 11 月 12 日 00:53:35)
世界を私的に動かす輩:ブッシュ一党にとっては、マジに彼らの「私」こそが「公」
情報ありがとうございます。うっかりしていました。アスナールのことが頭に引っかかり過ぎて、サパテロに対するブッシュ政権の対応についての説明が不足していました。もちろんスペインの各紙は一斉に、サパテロの祝辞に対する公式の返答が来ないこと、スペイン政府がじりじりしながらブッシュの電話を待っていることを報道しています。たぶん数週間後に一番最後に、結局ブッシュ本人ではなくて代理の誰かが返事をするのではないでしょうか。
アスナールは私人として動いているわけで、それが真っ先に、ブレアよりも先にホワイトハウスに迎えられたわけですから、ブッシュやアスナールといった輩は、マジで自分たちの「私」が世界の「公」であると考えているようです。「公私混同」などという生易しいレベルではないですね。彼らにとって「国家」などというものはどうでもよいわけで、その彼らの本音をみごとに暴露してくれています。
こんな輩に限って「愛国心」などと大声で叫ぶわけです。まあ、近代が作った「国家」などという共同幻想を自ら崩しにかかっているわけで、傍目に見ると面白い現象です。
しかし元々反米感情が根強いスペインで、ブッシュが「シカト戦術」を通してアスナールが今のような言動を繰り返すようなら、逆に国民党の支持者が減ってますますヨーロッパ志向が強くなっていく可能性が高いのではないか、と思いますが。