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欧州委員会副議長「カストロが早く死ぬことを期待している」と発言(エル・ムンド)
10月21日付のエル・ムンド紙(電子版)は、昨日ハバナで、ゲバラの像の前で思いっ切りズッコケたキューバ首相カストロについての、欧州委員会副議長を務めるロヨラ・デ・パラシオの次のような発言を伝えています。主要部分をご紹介します。
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『ロヨラ・デ・パラシオ:「我々みんなカストロができる限り早く死ぬことを期待している」』
マドリッド:
欧州委員会副議長ロヨラ・デ・パラシオは、キューバ首相フィデル・カストロの「できる限り早い」死がキューバ民主化の唯一の道である、と断言した。「我々みんなカストロができる限り早く死ぬことを期待している。私は、殺すことを言っているのではなく、死んでほしい、と言っているのだ。なぜなら、彼が生きている限り変化がないだろうと思うからだ。」このように記者団との会見で発言した。
【後略】
http://www.elmundo.es/elmundo/2004/10/21/internacional/1098374116.html
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カストロがゲバラの像のある広場で演説した後で、演壇を降りる際に踏み外して、見事にズッコケた映像は日本でも紹介されたでしょうが、上のelmundo.esのUrlをクリックして少し画面を下げていただくと、右側に連続の映像があります。
このロヨラ・デ・パラシオは、元アスナール政権の外務長官アナ・パラシオの姉ですが、スペイン国民党の実力者の一人でありオプス・デイ有力会員の一人でもあります。それにしてもここまで正直に本音を言うとはね。「おしかったなー。もうちょっと打ち所が良ければ万々歳だったのに。」というところでしょうか。スペイン社労党がキューバとEUの関係改善を呼びかけているときだけに、当面物議をかもすでしょうが、こんなこと聞いたらカストロ、「クソッ、死んでたまるか」と逆にファイトを燃やすのじゃないかな。