Date: Tue, 19 Oct 2004 00:11:50 +0900
Seq: 41443こんばんは!!小川みさ子です。長らくご無沙汰してますがお元気でしょうか?
議会の会期延長も4回目で呆れて声もでません。議会の民主化まだまだです。
さて、そんな中、近頃メルマガでもボーリング調査のニュースが届かなくなり、
不安になって、浦島悦子さんにお電話をしてみてビックリ!!地元のニュースで
さえ、あまり扱わなくなっているらしく・・ぜひ、浦島さんの原稿を読んで下さい。
悦ちゃんの『いつ死者がでてもおかしくない』の言葉、その深刻さに驚きました。
(以下転送です。)
http://diary5.cgiboy.com/2/henokonikki/
米軍の海上ヘリ基地がつくられようとしている辺野古で、必死で反対運動をして
いる人たちがいる。シンさんの目で見た辺野古の日常に注目してみて下さい!
( 文責は沖縄ジュゴン環境アセスメント監視団事務局長の平良夏芽 )
ヘリ基地反対協(座り込みの責任を持っている会)からの阻止行動のためのカンパ
要請、人を集めて欲しい訴えを行ないます。小額でもちろん構いません、阻止行動
には阻止船のガソリン代だけでも一日1万円以上の経費が掛かっています。継続
するために多くのカンパが必要です。
カヌー隊及び阻止船の船長、潜水するダイバー達は連日阻止行動に参加し、かな
り厳しい状況があります。座り込みに人が必要です。辺野古に集まって下さい。
阻止線を作り上げれば調査は完全に阻止出来ます!!
反対協の郵便振替01700−7−66142
問い合わせ0980−53−6992
ボーリング調査強行を許さない (文責 浦島悦子)
こんな理不尽がなぜ、まかり通るのだろう? 「闇討ち」とも言うべき4月19日未
明の辺野古沖ボーリング調査強行(急を聞いて駆けつけた100人余の住民によって
押しとどめられた)が世論の指弾を浴びたので、今回は「正々堂々とやる」と那覇防
衛施設局は言っていた。私たちも正々堂々と、非暴力の抵抗でこれを止めるつもり
だった。9月9日に全県・全国から、県内移設は認められない、豊饒の海を守りたい
という熱い思いを抱いて集まった500人の力で、それはできたはずだった。
しかし施設局は、「正々堂々」どころか遠く離れた南部・佐敷町の馬天港からこっ
そり調査船を出すという姑息な手段に出た。しかも、それを知って時化の海へと漕ぎ
出した市民・住民のカヌーや小型船を、おとり船まで使った陽動作戦で翻弄し、まと
もな調査などできるはずもない高波の中で、とにかく「着手した」という既成事実を
作ろうとしたのだ。
県民の90%以上が辺野古移設に反対しているにもかかわらず、こんな卑劣な手段
を弄してまで強行しようとするのはなぜなのか、私にはどうしても理解できない。沖
縄国際大学への米軍ヘリ墜落事故の衝撃も未だ生々しいこの時期に、危険な普天間基
地を一刻も早く閉鎖してほしいという市民・県民の悲願を、辺野古移設の加速へとす
り替え、私たち地域住民が長年にわたって要請し続けたのに一顧だにしなかった「住
民説明会」を、私たちが望むもの(広く開かれ、納得のいくまで話し合う)とは裏腹
の形で強行し、住民の質問のどれ一つにもまともな回答はできなかったにもかかわら
ず、手順は踏んだと言うのは、愚弄するにも程がある。
ヘリ墜落事故が、沖縄は今なお米軍占領下にあることを白日の下にさらけ出したよ
うに、今回のボーリング調査強行は、沖縄が今なお日本の植民地であることをはっき
りと示した。しかしながら、占領下の民も、植民地住民も人間なのだ。理不尽を許し
てはならない。人間としての尊厳を踏みにじらせてはならない。他者の尊厳を踏みに
じる者は、自らの尊厳をも足蹴にしていることに気づくべきだ。
私は、私たちは、今後も座り込みを続けるだろう。人としての尊厳を守り、人間を回
復するために。私はけっしてあきらめない。この海が悪夢から解き放たれる日まで。
この島が、殺戮や破壊の前線基地であることをやめ、いのち輝く本来の姿を取り戻す
日をめざして。
以上は、「騙し討ち」に等しい那覇防衛施設局による9月9日のボーリング調査強行
着手の直後、私が地元紙に投稿した原稿だが、1ヶ月近く経ってもまだ掲載されない
ので、多分ボツになったのだと思う。悔しくて悔しくて、思わず涙が出たあのときの
気持ち(それは、あの日、辺野古漁港にいたすべての人々に共通の気持ちだったと思
う)を多くの県民に共有してほしいと思って書いたのに残念だ。
沖縄の地元紙は、体制内化の著しい全国紙に比べ、その批判精神ははるかにましだと
は思うが、それでも最近、徹底して弱い者、庶民の側に立つという姿勢が揺るぎ、括
弧付きの「中立」を装う傾向が感じられる。2〜3日前には「全国地域安全運動」を
宣伝する沖縄県警本部長の「寄稿」が投稿欄に掲載された。権力を持つ人々はいくら
でも自分たちの表現手段を持っている。それをわざわざ投稿欄に載せる必要はない。
新聞の投稿欄は、自らの表眼の場を持たない人々にこそ広く開かれるべきではないの
か。待てど暮らせど自分の投稿が載らないことも手伝って、非常に腹立たしく思っ
た。
辺野古のボーリング調査についても、9月9日の着手に関してはかなり大きく取り上
げてくれたが、その後の報道はおざなりで、「今日もボーリング調査続行。反対住民
はカヌーや船を出して抗議した」という簡単な記事が連日続いた。新聞だけが情報源
というある友人は、調査が着々と進み、すでにボーリングの穴も開けられていると心
配して、私に電話をかけてきた。私が、現在はまだボーリングの前の事前調査(ボー
リング地点の海底状況を調べるための潜水調査)の段階であり、それも、私たちのカ
ヌー隊や抗議船による必死の抵抗でほとんど進んでいないことを伝えると、ようやく
安心したようだった。
辺野古に取材に来た新聞記者にその話をしたら、防衛施設局に問い合わせると、調査
は粛々と進んでおり、それほどの遅れはないとの返事だという。そんな「大本営発
表」をそのまま書くのではなく、きちんと取材して真実を伝えてほしい。それに、今
はまだ事前調査であって、ボーリングはやっていないのだから、正確に書いてほしい
と言ったところ、その後は「ボーリング調査」ではなく「ボーリングのための事前調
査」と書いてくれるようになった。新聞社は新聞社で、反対派に味方しすぎるとい
う、基地に賛成する側からの誹謗中傷に悩まされているらしい。
それに負けたわけではないと思うが、日が経つにつれ、地元も含むメディアのこの問
題に対する関心は薄れ、現在はほとんど現地に取材陣の姿は見えない。調査をめぐる
海上での攻防は日を追うごとに熾烈になり、調査の遅れに焦る防衛施設局のなりふり
かまわぬやり方がますます露骨になりつつあるというのに、それが多くの人々に伝わ
らないのがもどかしい。
私は9月9日以降、仕事も含めすべてをなげうち、毎日辺野古に通って海上での抗議
・阻止行動に参加している。辺野古に座り込む女たちが「トォー、ナマヤサ。ナマサ
ント、イチスガ(さあ、今だよ。今やらないで、いつやるの)」というチラシを作っ
て、座り込みや海上行動への参加を呼びかけ、宜野湾の女たちも「この海に杭を打た
せたら、一生悔いが残る」という看板を立てた。とにかく杭を打たせない、海に穴を
開けさせないために、今、やれる限りのことをやろうと、みんな必死だ。
それでも海上での攻防はかなり厳しい。防衛施設局は1隻5万円とも8万円とも言わ
れる日当で漁船をチャーターし、調査船1〜2隻に2〜3隻の「警戒船」を1組とし
てリーフの内外に2〜3船団を出している。ベテランのウミンチュが操作する施設局
側の船に対し、こちらは10艇前後のカヌーと4〜5隻の小型船。それもボランティ
アの素人ばかりだが、この海を守りたいという強い思いだけは相手を圧倒している。
船上からハンドマイクで、この海の豊かさや、地域住民として、子を持つ親としての
思いを訴え、「命をはぐくむこの海を人殺しの基地に変えないでください。基地建設
のための調査をやめてください」と呼びかけると、調査船に乗っている若い施設局職
員や受注業者の従業員たちがだんだんうなだれてくるのがわかる。彼らだってこんな
仕事はしたくないにちがいないのだ。まして、染まりそうに美しい、エメラルドグ
リーンの海を目の前にしているのだから。
数的にも技術的にも非力な住民側が、調査ポイントを調査させないようにカヌー隊が
守る一方、抗議船は説得活動を行い、漁港の岸壁からも抗議の声を挙げる……という
連係プレーで調査を相当程度遅らせてきたのは大きな成果だが、施設局は「今年度中
に(ボーリングも含め)調査を完了させる」と発表し、何が何でも調査を進めようと
する姿勢を見せ始めた。
もはや説得の段階は過ぎたと、私も今週からカヌー隊の一員として海に出ている。1
0月とはいえ日中の陽射しはまだまだ強く、1日中海に出ているために、みんな真っ
黒に日焼けし、私も知り合いに会うたびに、あまりの黒さにあきれられているが、さ
すがの沖縄も、波しぶきで濡れて海風に吹かれると、もう寒い。ミーニシ(最初に吹
く冬の季節風)がすでに吹き、冬に向けて海は荒れ始めている。私のように、ほんの
1〜2日練習しただけのにわか漕ぎ手を含むカヌー隊が、次第に焦りを感じて対応も
乱暴になった調査船側からの罵声を浴びながら、調査船にしがみついたり、ダイバー
を説得したり、潜れる人は潜って調査ポイントを探し、カヌーと連携して調査をさせ
ないよう周辺を廻ったり。これらをかなりの波の中でやるのだから、命がけだ。バラ
ンスを失って、あるいは、しがみついた調査船から突き飛ばされて転覆することも少
なくない。
これからもっと寒くなるし、海も荒れる。9月9日からカヌー隊で出ずっぱりの人は
もう体力の限界に来ている。なんとしてもカヌー隊の人数を増やし、交替できるよう
にしなければと、カヌー隊大募集中だ。それに応募してくるのは女性が多い。いざと
いうとき度胸が据わっているのはやはり女だと、一人でうなずいたりしているが、正
念場はボーリングの櫓が組まれるときだ。それを考えると、船もカヌーも潜る人も、
もっともっとほしい。辺野古のイノーがカヌーで埋め尽くされれば、ボーリングはお
ろか基地建設も確実に止められるのに、と思う。
海に出ていると、手薄になった座り込みを見計らって、陸上での作業ヤード建設が始
まらないかと心配になる。海にも陸にも多くの人と、船のチャーター費を含め活動を
支えるカンパが必要だ。そして、何より、現場でのがんばりを孤立させない世論の高
まりが不可欠だ。小泉首相に、稲嶺・沖縄県知事に、「辺野古移設堅持」の政策を転
換するよう、手紙、ファクス、電話、メール、あらゆる手段で働きかけてほしい。
「人柱になってでもこの基地建設を阻止する」というおばぁたちの思い、それを自ら
のものとして日々、海に出ている私たちの思いが、これを読んだあなたに届きますよ
うに。(浦島悦子)
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----- Original Message -----
From: "前田 朗"
To: ; ; "HANK"
; "ICTI九州" ;
"Keystone" ;
Sent: Monday, October 18, 2004 1:46 PM
Subject: [aml 41437] 劣化ウラン禁止条約実現キャンペーン講座・大阪
> 前田 朗です。
>
> 10月18日
>
> 転送歓迎。
>
> ************************************************************:
>
> 10月の劣化ウラン講座
>
> 劣化ウラン兵器と国際法――その現状と禁止条約の意義
>
> http://www.geocities.jp/uw_ban/index04.htm
>
> 10月23日(土)13:30−16:00
>
> アピオ大阪(JR/地下鉄「森ノ宮」下車3分)
>
> 講師:前田 朗(劣化ウラン兵器禁止条約実現キャンペーン共同代表)
>
> 参加費:800円(学生400円)
>
> 3ヶ月ぶりの劣化ウラン連続講座は、私たちがめざす劣化ウラン兵器禁止条約が
> 必要な理由、現在のジュネーブ条約などの国際法では何ができないのか?など、
> 国際法の歴史と課題を勉強します。
>
> ウラニウム兵器禁止条約実現キャンペーン
>
> 連絡先:小山072−684−2814
>
> http://www.geocities.jp/uw_ban/
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