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イスラエル軍「倫理上問題なし」パレスチナ少女銃殺事件
ガザ自治区のラファで今月5日、13歳のパレスチナ人少女がイスラエル兵に撃たれ死亡した事件を調べていたイスラエル軍は16日、少女を銃撃した部隊の行動に「倫理上の問題はなかった」とする調査結果を発表した。部隊司令官の大尉が少女に歩み寄ってとどめを刺したと部下の兵士が告発していたが、ヤアロン参謀長は「地面に向けて撃っただけ」とする大尉の主張を採用した。
調査結果によると、軍監視所にいた部隊が立ち入り禁止区域内でリュックを背負った不審人物を発見、銃撃した。大尉らが監視所を離れ、地上で不審人物をさらに銃撃したが、相手が少女だと分かったのはその後だったとしている。その後、大尉はどこからか銃撃を受けたため、地面に向けて発砲しながら後退し、監視所に戻ったという。
しかし、少女が約20発もの銃弾を受けていたとされる点について具体的な説明がないうえ、銃撃に対して地面への発砲で応戦したとする大尉の説明が、軍の交戦規則に照らして不自然だと指摘する声も野党国会議員から出ている。
今回の調査は部隊が所属する南方軍による「内部調査」であり、並行して進められている軍警察による刑事捜査は継続中だ。軍はこの大尉が部下との関係に問題があり、司令官としての資質に欠けるとの理由で、解任を正式決定した。
(10/17 21:28)
http://www.asahi.com/international/update/1017/004.html