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(回答先: Re: 戦争と新聞――誤りを正す勇気に学ぶ(朝日新聞) 投稿者 13代目 日時 2004 年 10 月 17 日 20:21:50)
今日は阿修羅へのアクセスが終日拒否された。
キャッシュでのアクセスがたまたまできた阿修羅の過去ログで行き当たったのでブックマークしていたら、であったのがこの朝日批判の投稿だ。
東京新聞も含めてまさに新聞界が権力の鉄の六角錐であり翼賛新聞であることが、9.11以来露骨に証明されてきている。
ブッシュもポチもチンタロも聞く耳もたぬ独善ぶりの状態に仕上げてやっておいて、今に至って、何をかいわんやである。
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「朝日新聞」は日本のVOA 早大当局の公安への名簿提出事件(『解放』)
http://www.asyura.com/sora/bd4/msg/657.html
投稿者 ss 日時 1999 年 12 月 24 日 03:55:45:
『解放』1599号
早大当局の公安への名簿提出弾劾
「朝日新聞」の報道ぶりはまさに?日本のVOA?!
一四〇〇人分が権力の手に
早稲田大学奥島当局が、早大における江沢民の講演会(昨九八年十一月)の出席者ならびに応募者の名簿を、公安当局にたいして秘密裏に差し出したということを、早大のたたかう学生たちはかねてより暴きだし弾劾してきたのであるが、ついに奥島当局は、その事実を自白するにいたった。彼らは、「要人警備のため」と称して、早大生・留学生約七〇〇人、教職員と一般招待者約七〇〇人合わせて一四〇〇人の聴講申し込みをもとに早大当局が作成した「参加者台帳」を、警察当局および外務省に提出していたことを正式に認めたのだ。まさしく奥島当局は、彼らじしんも一応は標榜している「大学の自治」をみずから踏みにじり、早大独自の学内原則である「個人情報保護規則」をも無視して、講演会参加者・応募者の氏名を警察権力に売り渡したのだ。
もちろん奥島当局は、講演会参加者の氏名・住所・電話番号などを警察に提供した事実については認めながらも、これは「個人情報保護規則」の「例外」であると開き直っている。そして、当局があきらかにした「告示」(二日)では、「求めに応じ参加者名簿を提出することもやむをえない措置である」として「個人情報の保護には十分配慮しつつ、今後もこのような講演会を開催していきたい」と居直り、警察との癒着を正当化しさえしているのだ。
このような絶対に許すことのできない居直りにたいして、現在早大の学生と教職員の怒りが爆発している。そして学生自治団体が先頭になって、奥島当局への抗議と弾劾の声をたたきつけ、奥島総長をはじめ理事会の総辞職を要求してたたかっているのだ。
この事件について全国の各商業新聞もいっせいに報道した。「毎日新聞」は十二月一日付朝刊の一面トップで「早大が警察に名簿提出」と大々的に報道し、それいこう「個人情報保護法取材班」がこの問題を連続的に取りあげている。四日付の同紙朝刊の記事では、東京都内のある私立大学教授は「うちの大学でも海外要人の講演会を企画したが、参加者リストを警察から求められたため、提出を拒否し講演会を断念した」という。「やせても枯れても大学自治は守らなければならない」というこの教授は、「大学の主体性が問われる。早大は緊張感に欠けている」というように、早大当局を痛烈に批判している。
また「北海道新聞」(三日付朝刊)は、早稲田大学の校歌にある「進取の精神」という理念をさして、「要人講演会の入場者名簿を警察当局に進んで渡していた」とは「なるほど『進取の精神』の校風だ」「大学の無神経さに開いた口がふさがらない」と非難し、これまでも早大当局はフィリピン大統領のアキノや、アメリカ大統領クリントンの講演会の名簿をも提出していたことをやり玉にあげて、「さすが『進取の精神』は筋金入りだ」と皮肉たっぷりに罵倒してみせた。
このように、「早稲田大学当局は良識ある大学人としての倫理も原則も失ってしまったのか」と、非難し弾劾する声が全国の商業新聞紙上においてさえあがっているのである。
つい本性を現わした「朝日」
ところがである。この早大の名簿提出事件を、十二月一日付夕刊の三面記事で小さく扱い、その翌日おずおずと「天声人語」欄で取りあげたのが、「朝日新聞」であった。そしてこれがまた、開いた口がふさがらない、としか言いようがないしろものなのだ。
曰く、「校歌の 進取の精神、学の独立、は揺らいでいる。そうまでして知を求める情熱には感動する。ただし、今後の講演は『警視庁、外務省主催、早大協賛』とでもした方が、誤解を招かないかもしれない」と。
「警視庁主催、早大協賛」(!!)とは精一杯の皮肉のつもりなのだろうが、これを?日本のVOA?「朝日新聞」がのたもうものだから、皮肉が皮肉にならない。警察とは一線を画すべきである、と早大当局にお説教を垂れているつもりで、「朝日新聞」の本音がつい出てしまったというべきか。
「顧みて他を言う」とはこのことである。警察権力に「協賛」し癒着しているのはいったいどこの誰か! わが同盟は再三にわたって「朝日新聞」と警察権力の癒着を暴露してきた。われわれの暴露によって、「朝日新聞」の堕落と腐敗はもはや社会的にもあまねく知れ渡っているといってよい。
「朝日新聞」よ。忘れたわけではあるまい。かの「神戸小学生惨殺事件」の報道において「朝日新聞」の反動的な役割は一挙に浮き彫りになった。容疑者として逮捕されたA少年が描いたという「バモイドオキ神」の絵を「朝日新聞」が「スクープ」したのが一九九七年七月十九日。しかしこの絵は、実はA少年が犯人であるという印象を植えつけるために偽造されたものであった。また十月十七日に、神戸家庭裁判所がA少年を犯人として医療少年院に送致する保護処分を決定したのであるが、その当日の朝刊において「朝日新聞」は、「A少年は『直観像素質者』である」などという、A少年が事件の犯人であると印象づけ決めつける記事を掲載した。
そして、審判の翌日から連載を開始したシリーズ「暗い森」は、「検面調書」「員面調書」をそれぞれ検察・警察権力からもらい受けて、それを下敷きにしてA少年を小学生殺害の犯人にしたてあげるためにフィクションをデッチあげたものであった。またそれを単行本『暗い森』として朝日新聞社が発行したさいには、さらなる偽造をほどこして物語を加工し、警察権力・国家権力の策謀に加担したのだ。
このように、「社会の木鐸(ぼくたく)」を自称している「朝日新聞」が、国家権力の特定の部分の意向と思惑を貫徹するために、意図的な誤情報を流すものになりさがっている。そのことが「神戸事件」の報道において明々白々になったのである。
かつて、「朝日新聞」は「日本のプラウダ」と揶揄されていた。そのような朝日新聞社の報道姿勢にたいする恫喝が、一九八七年五月三日の朝日新聞阪神支局にたいする銃撃射殺事件にほかならない。同年九月二十四日には、朝日新聞社名古屋寮が散弾銃で襲撃された。(いずれの事件も「赤報隊」なるものが犯行声明を出した。)
それからまもなく、オーストラリアの「テレビ王」マードックがテレビ朝日の株式を買い占め、これを取り戻す過程で、「朝日新聞」は? 日本のプラウダ?から?日本のVOA(Voice of America)?に転向したのだ。アメリカ帝国主義権力者なかんずくCIAの意向を受けて、それにつながる日本帝国主義権力者の情報操作の先兵になりさがってしまったのだ。
恥を知れ! 「朝日新聞」よ! 早稲田大学の名簿提出事件について「警視庁主催、早大協賛」はいかが、などとほざくのは、言語道断である。このようなオチョクリで、自己の本性を押し隠し、積み重ねてきたおのれの犯罪を棚上げできるとでも思っているのか!
こういう手合いには、次の言葉を贈ろう。血に汚れた「神戸事件」というタイトルの一大ミステリーは、作・演出とも「警察・CIA共催、朝日新聞社協賛」とした方が、世間の誤解は招かない、と。< p>西 北 学