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(回答先: アングロサクソン同盟は国際法に対抗する新しい口実を発明した。 投稿者 木村愛二 日時 2004 年 10 月 13 日 20:49:36)
アスナール政権も言ってました。「決定の際に間違いは犯したかも知れないが、政府は誤りを犯さなかった」と。
今年の2月8日の阿修羅投稿でお知らせしたことですが、
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http://www.asyura2.com/0401/war47/msg/810.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2004 年 2 月 08 日 06:58:54
アスナール政権最後の醜態(3)「判断は間違っていたかもしれないが戦争は誤ってはいなかった」そうな!?
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その投稿の一部を再掲いたします。
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最後に、エル・パイスの2月7日付の記事「サプラナは間違いの可能性を認め、その後、政府は誤っていなかった、と言明」と題した記事をご紹介します。ここで「間違う」はスペイン語のequivocar(間違える、取り違える:英語のmistake)、「誤る」はerrar(誤る、的をはずす:英語のerror)の訳です。
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サプラナは間違いの可能性を認め、その後、政府は誤っていなかった、と言明
マドリッド――2月7日
「我々は間違いを言うかもしれない。誰でも間違うことはある。しかし政府は一貫して国益と世界の安全を守る訳を果たしてきた。」昨日、政府報道官サプラナは記者会見で述べた。CIA長官がイラクに「緊急の脅威」が無かったと認めたことを知りながら、である。
その5時間後、サプラナのスポークスマンは「政府が決定する際に間違いがあったかもしれないが、イラクの件に関しては、政府は誤りを犯さなかった、と認識している。」と語った。
それ以前に、首相府は「イラクに関する政府の姿勢には全く訂正は無く、報道官の言葉は過ちを認めるような解釈はできない」と本紙に通告していた。
サプラナはモンクロア【政府庁舎:訳者】での記者会見で、英国や米国のようなイラク戦争の理由についての調査委員会の設置を拒否した。
月曜日【2月2日:訳者】の政府の主張によると、サプラナは、政府が英国や米国のように秘密情報機関の情報によってイラク戦争への参加を決めた、というわけではない、と言明した。スペインは、国連とその査察団の結論に基づく「国際的な確信」によって参加したのだ。
その「確信」に従がって、例の兵器がテロリストの手に渡るかもしれない危険に関して「世界と国家の安全を守る」ように行動した、というわけだ。「アゾレス・トリオ」のイラク侵略に向けての会議では、大量破壊兵器があるかないか、ではなく、「国連査察官に発見のための時間を与えるかどうか」について話が集中したのだ、とサプラナは強調した。
【抄訳、終わり】
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最後の段落によると、要するに「理由なんぞどうでもよい」、つまり、他に理由がある(が本当のことは言えない)、ということだったわけで、これをスペイン政府が公に認めたわけです。これをあくまで「国際社会の安全と平和」で突っ張ることができるか、それともその「国益」の内容をどこまで暴露できるか、新聞や政党にあまり期待はかけられないかもしれませんが、注目していきたいと思います。
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彼らにとっては結局これが「断末魔の叫び」となったわけです。