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【カイロ=岡本道郎】イラク駐留米軍によると、米海兵隊とイラク治安部隊は12日未明(日本時間同午前)、同国中部の反米武装勢力拠点都市ラマディで、少なくとも7つのモスク(イスラム教礼拝所)を「武装勢力の隠れ家及び武器供給基地になっている」(多国籍軍声明)として急襲した。
イスラム教スンニ派法学者組織「イラク・イスラム聖職者協会」は、この強制捜索で、アンバール県代表が逮捕されたとしている。
米軍当局は、10月に入り、武装勢力が同市内のモスクを攻撃拠点や避難所として利用するケースが頻発したとして、急襲を正当性している。しかし、神聖な場所であるモスクを特に標的とした一斉強制捜索に対しては、聖職者協会や住民から強い非難の声が上がっており、反発がイラク国民の間で広がる可能性もある。
一方、ラマディと同じ「スンニ派三角地帯」に位置し、同市東約50キロにあるファルージャでは、12日未明、米軍がヨルダン人テロリスト、アブムサブ・ザルカウィ容疑者一派の「テロ拠点」2か所を精密爆弾により爆撃した。爆撃されたのは、同市内の人気レストランなどで、警備員ら計5人が死亡したという。
(2004/10/13/00:24 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20041012id23.htm