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イラクの核関連設備や原料、戦争後に行方不明=IAEA
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041012-00000402-reu-int
[国連 11日 ロイター] 国際原子力機関(IAEA)によると、イラクで核兵器製造に使用が可能な設備や原料が行方不明になっており、同国暫定政府や米政府が気づいていなかった可能性がある。
IAEAが国連安保理に提出した報告書によると、核兵器製造に使用可能な精密機械が置かれていた建物が既に撤去されていることが、衛星写真で分かった。また、関連設備や原料が、イラク国内の屋外保管地区から移動された後、行方不明になっている。
米軍がイラクに侵攻した2003年3月以降、イラク国内で紛失したミサイル用エンジンなどの一部軍事品は、後に中東や欧州の廃棄物処理場で発見されるなどしている。ただ、IAEAが把握している核関連設備や原料は発見されていない。
IAEA査察団はイラク開戦で国外退去を余儀なくされるまで、こうした設備や原料を監視してきた。
戦争後、査察団は米国によってイラク帰還を止められたため、監視が不可能になった。
6月末までイラク政権を担っていた連合国統治当局(CPA)と、その後政権を引き継いだイラク暫定政府は、核拡散防止条約に基き、IAEAの監視対象である設備や原料の移動や輸出について、報告義務を負っている。
ただ、IAEAは今のところ、こうした報告を一切受けていないとしている。
(ロイター) - 10月12日10時55分更新