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バグダッドのサドルシティーの停戦交渉で、イスラム教シーア派の反米指導者、サドル師側がイラク暫定政府に提案した、民兵組織の武装解除が11日始まった。5日間で終える予定だが、準備不足の上、米軍への不信も強い。完全に履行されるかどうかは微妙で、同日提出された武器は少量にとどまった。
暫定政府は同地区への攻撃を停止し、武装解除すれば罪に問わないと表明。他の武装勢力の拠点地域で武装解除を促す上で、サドルシティーを成功モデルにしたい考えだが、停戦条件をめぐる双方の主張にはなお食い違いがあり、今後同師側が反発する可能性もある。
武器は警察署など3カ所で政府側が買い上げるが、11日午前は1カ所に車1台が武器を積んで現れただけ。署には買い上げ資金も届いていないという。
モスクにいたサドル師支持者らは「昨日、仲間1人が拘束された。合意違反だ」と米軍への不信感をあらわにした。
また暫定政府は、武装解除を確認するための捜索実施を表明しており、住民は「武器を提出した後に強襲されたら、石で戦うことになる」と武装解除には慎重だ。
今回の武装解除はサドルシティーだけを対象としており、8月に中部ナジャフで停戦合意した際のように、サドル師側がほかの場所に武器を移す恐れもある。(共同)
(10/11 22:27)
http://www.sankei.co.jp/news/041011/kok057.htm