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2004.10.07
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イスラエル、国連機関へのプロパガンダ第2弾
イスラエル政府が、UNRWA(アンルワ:国連パレスチナ難民救済事業機関)の救急車がカッサムロケット弾運搬に使われていたとして、UNRWAのピーター・ハンセン事務局長の解雇を求めた件は、さらなる展開を見せている。
まず、国連の調査委員会がエルサレムに到着し、事態の真相究明に乗り出した。
その間にイスラエル側の言い分はトーンダウンし、「明らかにあれは(It's clear...)、カッサム弾だ」と言っていたものが「カッサムではないが別の武器だ」となり、そして現在は「"It's impossible to swear that it wasn't a streatcher "(あれが担架でなかったと誓うことは不可能だ)」とまわりくどい言い方になっている。前言を事実上撤回していると言って良いが、謝罪はしていない。
6日になって、ウェブサイトに上げられていた「証拠」の映像も取り除かれた。
しかし、次にイスラエル政府は6日夜に「ガザの国連職員が13人逮捕された」と発表。ところがこれもガザで拘束された国連職員は1人だけ(西岸では24人)であり、何の容疑で逮捕されているかは明らかにされていない。容疑が明らかになっている1人は、国連車ではなく、自分の車で「テロリスト」をある場所から別の場所まで運んだという罪に問われているが、彼が有罪になったのは独房に12ヶ月間収容された後のことだった。
今回もいくつかのマスメディアは「今、国連職員がガザで逮捕された」と誤解するような記事を垂れ流している。
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今回のイスラエル政府プロパガンダについては、ハアレツ紙が「稚拙なやり方」と批判するなど、いくつかのメディアはつっこんだ報道をしている。アミーラ・ハスの記事も面白かった。
後で参考文章のリンクと簡単な紹介を追加する予定。
http://0000000000.net/p-navi/info/news/200410072025.htm