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21世紀の外交を追う97号(メルマガ)
http://www.asyura2.com/0411/war61/msg/174.html
投稿者 竹中半兵衛 日時 2004 年 10 月 08 日 19:38:17:0iYhrg5rK5QpI
 

http://takg619.hp.infoseek.co.jp (新しく必読コーナーを設定しました)
36000アクセスを超えました。
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イカサマ政治は許せない!拙著「さらば外務省」の続編というべき発言を
発信します。 [天木直人通信]
http://www.mag2.com/m/0000130332.htm
安保懇報告書と中東の虐殺とミス代表に囲まれた小泉首相と/日本は隠れた資
産を生かせ 
http://backno.mag2.com/reader/BackBody?id=200410051450000000130332000 
<この懇談会のメンバーを我々は忘れてはならない。荒木浩(座長、東京電力
顧問)、張富士夫(トヨタ自動車社長)、五百旗頭真(神戸大学教授)、田中
明彦(東大教授)、樋渡由美(上智大教授)、山崎正和(東亜大学長)、古川
貞二郎(前内閣官房副長官)、柳井俊二(前駐米大使)、佐藤謙(元防衛事務
次官)、西元徹也(元統合幕僚会議議長)である。見事な体制派、御用学者の
集まりである。まちがっても大江健三郎や坂本義和、前田哲男などは入らない>

柳井駐米大使、あきれた公私混同を暴露 自宅前にマンション、業者呼びつける
(ZAKZAK 2001.8.24)
http://www.asyura2.com/0401/bd33/msg/451.html
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21世紀の外交を追う 97号 2532部(5サイト)
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名言で読む英語97→秘密のファイル→北朝鮮問題と在日→北帰還業政府日赤関与
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名言で読む英語97

The destruction of the past, or rather of the social mechanisms that
link one’s contemporary experience to that of earlier generations,
is one of the most characteristic and eerie phenomena of the late
twentieth century(Eric Hobsbawm,Age of Extremes: The Short Twentieth
Century, 1914-1991).
http://www.gsd.harvard.edu/research/publications/hdm/back/7books_fischer.html

過去の破壊、というか個々人の現在の体験を何世代か前の人々の体験と結び
つけていく社会的な仕組みの破壊は、二〇世紀末のもっとも象徴的でかつ不
気味な現象の一つである(エリック ホブズボーム, (短い)20世紀の歴史―
極端な時代 1914-1991)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4385356777/

姜尚中教授(東京大学)講演 「北朝鮮問題と在日」
(2004年5月26日・外国特派員協会)
http://www.videonews.com/asx/fccj/052604_kangsangjung_300.asx
↑のビデオは二度目の戦争犯罪人の小泉訪朝を評価している点が不可解ですが、
興味深いです。ホブズボーム氏の言葉は、『日朝関係の克服―なぜ国交正常化
交渉が必要なのか』 集英社新書 姜 尚中 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087201937/
に載っていました。姜氏は、韓国の太陽政策を甘いと罵り北朝鮮への強行姿勢
を日本の大新聞の社説に掲載する中で、<朝鮮戦争で双方で四〇〇万の死者を
出し、現在も一〇〇〇万人の離散家族をかかえているのは、いったいどこの国
なのか。また、民族相残の凄惨な内戦で潤ったのは、いったいどこの国だった
のか。まるで主客が逆転してしまったかのようだ。半世紀にわたって南北断絶
に苦しみ、膨大な犠牲を払った国民が甘っちょろい認識で北朝鮮に接近してい
るというのだ。そのように批判している当人が内戦と分断を免れ、繁栄を享受
してきた「平和国家」なのだから、歴史の忘却の上に生いたった「暴論」では
ないか>とし、ホブズボーム氏の言葉を引用した上で<そのような過去の(歴
史的な記憶)の破壊を進める社会的な仕組みが他のどの国よりも発達している
日本の場合、若い世代の大部分は、自分たちの時代が背負っている歴史的な過
去との有機的な連関を見失って、いわば「永遠の現在」の中で育っているよう
なものである>(P30〜31)と書いていました。

確かに、朝鮮戦争中に在日米軍基地(横田、嘉手納)が(かっての日本の植民
地)北朝鮮を(かっての日本の植民地)韓国の側に立って(かっての日本の植
民地)北朝鮮を攻撃して儲けたことや、朝鮮戦争以降、北朝鮮は米国、韓国と
休戦協定しか結んでおらず、在韓米軍、韓国軍、在日米軍、自衛隊から包囲さ
れ続けていることも、昨今NHKラジオで聞いたことありません。しかも、在日
米軍が新植民地主義的にアフガン・イラクで殺戮を続け、殺戮のために海上自
衛隊が給油等、航空自衛隊が武装米兵の輸送、陸上自衛隊がサマワで非自己完
結的給水、現地戦闘訓練等を遂行していること、すなわち、アメリカだけでな
く日本がアフガン・イラクと交戦国(戦争中)になっているにも関わらず、NH
Kラジオはアメリカは戦争中(しかも国連憲章違反の侵略)だが日本は「人道
復興支援活動」をしていると嘘を垂れ流しています。北朝鮮が攻めてくるでな
く、日本は既にアフガン・イラクに侵略してしまっている、日本がオートマテ
ィックに対米追従し北朝鮮に対して先制攻撃(侵略)する可能性に(かっての
日本の植民地)北朝鮮が直面していることも戦犯NHKラジオから聞くことはあり
ません(そういう見方があっても良い)。田中康夫氏、保阪正康氏等がA級戦犯
東條英機氏の現代版と呼ぶに到っても戦争犯罪人小泉氏が放置されていること
は、「過去の破壊、というか個々人の現在の体験を何世代か前の人々の体験と
結びつけていく社会的な仕組みの破壊は、二一世紀初めのもっとも象徴的でか
つ不気味な現象」と言えそうです。
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●秘密のファイル

朝鮮戦争(1950年〜53年)に敗戦後まもない日本では反共の砦と位置付けられ
た日本では、日本の共産主義者弾圧と同時に対日心理工作が行われたため、反
戦運動はさほど盛り上がらなかった感じです。戦争犯罪外務省に二年前に取り
込まれたと推測される春名幹男氏の『秘密のファイル〈上〉―CIAの対日工作
』新潮文庫 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/410114821X/
にその一因となっただろう米国の情報工作活動の箇所がありました。<3 思想
改造 民放に無料米番組 一九五一年(昭和二十六年)九月一日、日本で初め
ての民間ラジオ放送が始まった。吉田茂首相が訪米して、対日講和条約に調印
する丁度一週間前のことである。翌一九五一年四月二八日に日本が独立を回復
することが決まり、戦後復興へさらに踏み出そうとしていた時期だ。だが、朝
鮮戦争はなお続いており、東アジアは緊張に包まれていた。<中略>全国で計
六局の民間ラジオ放送局が開局、翌五二年十八、五三年三一局と順調に増えて
いった。 電波に乗って、明るいムードのアメリカ文化が全国の茶の間に届け
られるようになったのはこれ以後である。だが、その裏で、アメリカの心理戦
略が始動したことに気づく者はだれもいなかった。民放のラジオの前は、NHK
のラジオ放送しかなかった>

<一九五〇年代は、まだラジオの時代だった<中略>だが、揺籃期の民放には
取材の不備と音楽ソフトの不足といった悩みがあった。実は、その欠点を補い
、助ける形で、東京のアメリカ大使館が“既製品”のラジオ番組を制作して、
各放送局に配布していた。<中略>米大使館ラジオ部は、まるで無料のラジオ
番組通信社のようなものだった。出演者は、日本のラジオ、テレビの草創期か
ら活躍した大物俳優や司会者、タレントばかりで、聞けば驚くようなそうそう
たる顔ぶれだった。多くの日本人がラジオ番組を通じて、アメリカ文化に親し
みを持つようになった。実は、アメリカ大使館のラジオ番組制作は、アメリカ
政府の情報機関が極秘裏に進めた「対日心理戦略」の工作の一環だった。独立
を回復する日本に反共の風土を根付かせ、親アメリカの世論を形成するのが狙
いである。米国立公文書で発見した米国家安全保障会議(NSC)の秘密文書か
ら、その事実を確認することができた>(P529〜531)。米国の反共プロパガ
ンダ映画は『私はシベリヤの捕虜だった』『嵐の青春』『ジェット機出動・第
101航空基地』『湯川博士物語』等が内、再軍備への抵抗を和らげるための『
ジェット』は高倉健氏が出演しているらしく、高倉氏は1957年に1年で24本の
映画に出演していたそうです。改憲の情報工作は米国務省が90年代から読売
(国売り)、産経(馬鹿系)を厚遇してなされているとThe Japan Timesに書
かれていたいました。憲法押し付けだから変えろ!を主張するグループが、押
し付けれているだけである所が右滑稽な感じですが、大新聞・テレビは既にす
べて戦犯なのでどうでも良いですが・・・
http://www.asyura2.com/0403/war54/msg/478.html 

●北朝鮮問題と在日

姉妹紙と概ね同じですが、「北朝鮮帰還事業で新資料 政府や日赤の積極関与
明らかに (asahi.com)」のテッサ・モーリス・スズキ氏の調査もあったので
後で加えました。
http://backno.mag2.com/reader/BackBody?id=200410051410000000099632000
姜尚中教授(東京大学)講演 「北朝鮮問題と在日」
(2004年5月26日・外国特派員協会)
http://www.videonews.com/asx/fccj/052604_kangsangjung_300.asx
を見た序に『日朝関係の克服―なぜ国交正常化交渉が必要なのか』を読み返し
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087201937/
て見ると、拉致問題で威勢の良い産経新聞まで北朝鮮帰還事業を「人道」の名
のもとに進めていて驚きました。

<第二章 日韓関係と日朝関係−一九五〇年代〜六〇年代
二 日朝を結ぶ在日韓国・朝鮮人の「帰還」>

日本敗戦(朝鮮半島解放)直後、半島出身の150万〜200万いた朝鮮半島の政情
不安、混乱、コレラ流行、鉄道スト等の惨状の中、帰国し半島の情勢故に、60
数万もの在日韓国・朝鮮人は日本に残留した。が、南北分断と朝鮮戦争、ネベ
底不況で在日韓国・朝鮮人の生活苦の深刻化、差別と偏見、失業等から自発的
な帰国運動が沸き起こった。この帰国運動で9万余の在日韓国・朝鮮人+約日本
人妻2000人が帰国した。

<一部の「北朝鮮シンパ」として一括されているメディアや政治家、学者やジ
ャーナリストに対するバッシングにもかかわらず、当時の様子をみるかぎり、
「帰国事業」は超党派的な国民の支持を得ていたのである。当時の「産経新聞
」の社説も、「北鮮帰国希望者」の送還方針に横ヤリを入れる勧告政府に抗議
し、断固として「帰国事業」を進めなければならない(一九五九年二月一四日
朝刊)と主張しているほどである。平たく言えば、帰りたいところに帰るよう
にするのは、「居住地選択の自由」を支援する人道的な措置であり、「世界人
権宣言」にも合致している(産経新聞社説一九五九年二月二十八日朝刊)とい
うのである。<中略>当時の岸内閣の藤山外務大臣が日韓会談への悪影響を懸
念しつつも、「帰国選択自由の国際通念」にもとづくすみやかな「北鮮帰国」
の方針を打ち出したのも、人道問題の解決という錦の御旗があったからである
。しかし、それは政府や世論の本音のすべてを語っているわけではない。例え
ば、当時の「毎日新聞」の社説(「北鮮帰還問題を考えよ」)は、こんなふう
に述べている。彼ら(在日韓国・朝鮮人−筆者注)に対する生活保護費の増
加、貧困を主因とする犯罪の横行に手を焼いている。帰ってもらえれば、それ
に越したことはない。そればかりでなく、大きな大義名分として、居住選択の
自由は、近代社会においては何人にも奪われることのない基本的人権なのであ
る。(「毎日新聞」一九五九年一月十日朝刊) このあたりが、日本社会の最
大公約数的な「本音」であったに違いない。つまり、「厄介者」が任意の自由
意思で国外に「放出」され、しかもそれが「祖国」への「帰還」という麗しい
「人道主義」によって正当化されるのであるから、政府やマスコミ、そして世
論のほとんどが「北鮮帰還運動」に賛同したのである。もっとも「人道主義」
は単なる「お飾り」であったわけではない>(P73〜75) <では北朝鮮の思惑
はどうだったのか。当時の北朝鮮は、第二次五ヵ年計画の最中であり、労働力
不足を補う意図があったのかもしれない。とくに、一九五六年の、フルシチョ
フによるスターリン批判以後、ソ朝間は疎遠になり、ソ連の「経済援助」が先
細りの傾向にあったことも、在日韓国・朝鮮人受け入れの一つの要因だったの
ではないだろうか。同時に、来るべき日本との外交関係確立の布石と、それに
ともなう日韓会談への牽制という政治的な意図もあったに違いない。もちろん
、韓国に対する北朝鮮の体制的優位を宣伝する意味もあっただろう。振り返っ
てみれば、在日韓国・朝鮮人の「北鮮帰還運動」は、在日の内部、そして南北
の間に冷たい対立と不信感をもたらすことになった。そして、旧宗主国の日本
は、分断国家間の対立と在日韓国・朝鮮人内部の葛藤に困惑しつつも、あたか
も「中立的な」第三者の立場をとることができるようになったのである。その
結果、植民地支配の過去の清算と戦後処理は、日本のペースで問題の地ならし
が進んでいくことになった。その一つの「成果」が日韓条約であった<中略>
だがそれとともに、「北鮮帰帰」の在日韓国・朝鮮人の存在は、急速に忘れら
れていった。そして日朝間の蜘蛛の糸も事実上切れてしまったのである。拉致
問題をはじめ、日朝間に横たわる問題を解決できるような、あるいは、少なく
ともその糸口になるような手がかりは徐々に失われていくのである。その糸口
が生かされていれば、いまごろ、もっと違った日朝関係のあり方が見えていた
かもしれない>(P78〜79)

また、姜氏がビデオの中で、(岸信介氏が絡んでいる)金大中拉致事件の全容
解明を日韓友好のために墓までもっていくよと、日本に要求しないと述べてい
ました。岸氏の孫ということ以外取柄のない「現在」の日本の戦争犯罪人安倍
晋三氏は、韓国に賠償(日本が悪かったから経済協力として一応賠償したんで
しょ)していると知っていながら、日本の植民地支配は正しかった派です。姜
氏の知り合いの安倍氏が金大中氏の後継の(我慢強い)ノムヒョン氏に軽蔑さ
れていることを、レクチャーしているかもしれません。

★参照 岸 信介
東京帝国大学法学部を首席で卒業、満州(現在の中国東北地方)に渡り、満州
経営で辣腕を振るう。 「昭和の妖怪」「満州の三スケ」(満州の実力者、鮎
川義介、岸信介、松岡洋右の総称)、「満州三角同盟」(満州の実力者、東條
英機、岸信介、星野直樹の総称)と渾名される。 東條英機内閣でも、商務大臣
などで2度入閣。戦後、A級戦犯容疑者として巣鴨プリズンに収監。のち釈放さ
れて自由民主党に入党。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%B8%E4%BF%A1%E4%BB%8B
児玉 誉士夫(こだま よしお、1911年2月18日 - 1984年1月17日)は、日本の右
翼運動家で、A級戦犯に処せられ、後にはロッキード事件の被告となる。「政財
界の黒幕」と呼ばれた。<中略>韓国との癒着
京城商業専門学校出身の児玉誉士夫は1965年の日韓国交回復にも積極的な役割を
果たした。国交回復が実現し、5億ドルの対日賠償資金が供与されると、韓国に
は日本企業が進出し、利権が渦巻いていた。児玉誉士夫もこの頃からしばしば訪
韓して朴政権要人と会い、日本企業やヤクザのフィクサーとして甘い汁にありつ
いた。児玉だけではない。元満州国軍将校の朴正熙大統領とは満州人脈が形成さ
れ、岸信介、椎名悦三郎らの保守政治家や元大本営参謀で商社役員の瀬島龍三が
日韓協力委員会まで作って、韓国利権に走った。右翼の思想的指導者・安岡正篤
も朴政権の国作りに共鳴している。1973年に起こった金大中拉致事件には日本の
ヤクザがKCIAに協力した。児玉の盟友で東声会の親分・町井久之(本名・鄭建永
)は金大中が泊っていたホテルの階をほとんどすべて借り切り、KCIAに使わせた
。町井は1970年に関釜フェリーの管理権を手に入れ、ソウルにも新しいクラブや
キャバレーを作っている。日本ヤクザと韓国軍事政権の癒着を代表する人物であ
る。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%90%E7%8E%89%E8%AA%89%E5%A3%AB%E5%A4%AB

●北朝鮮帰還事業で新資料 政府や日赤の積極関与明らかに (asahi.com)
テッサ・モーリス・スズキ氏の調査にはびっくりしました。

以下転載 http://www.asyura2.com/0406/war59/msg/1350.html

 在日朝鮮人9万人余が北朝鮮に渡った帰還事業(59〜84年)に先立ち、
日本政府や有力政治家、日本赤十字が55年から赤十字国際委(本部・ジュネ
ーブ)に積極的に働きかけていたことを示す秘密文書が、オーストラリア国立
大学のテッサ・モーリス・スズキ教授(日本史)の調査で明らかになった。大
量帰還をめざして日本の政治・行政が早い段階から主体的に関与していたこと
が、文書で裏付けられた。

 帰還事業は、帰った人が行方不明になったり「脱北」したりした実態が後に
わかり、実施の経緯について議論がある。

 文書は、赤十字国際委が秘密扱いを解き今年公開した。帰還事業は一般に、
58年の在日関係者の運動や北朝鮮政府の呼びかけなどで機運が高まり、それ
を受けて59年2月に日本政府が実施を閣議了解したと説明される。公開され
た文書は56年7月に国際委が帰還実現へのあっせんを提案する以前のもので
、この時期に日本の政治・行政が積極的に行動したことを示す資料はほとんど
知られていない。

 55年12月の国際委への書簡で島津忠承・日赤社長は「帰還が韓国との間
に問題を起こさないなら、そしてそれが北朝鮮の赤十字でなく国際委の手で遂
行されるなら、日本側は全く異論はなく、むしろ期待を寄せるものである」と
述べ、国際委の関与による大量帰還の実現を要望した。追伸には「この書簡は
日本の外務省と法務省の有力当局者の完全な了承を得ている」と書いていた。

 56年1月の国際委への書簡で日赤の井上益太郎外事部長は、与党に帰還支
援を始める兆しがあり、「芦田均元首相や岡崎勝男元外相が(略)在日朝鮮人
の帰還を支援する政策を具体化すると、非公式に私たちに伝えてきた」と記し
、国際委の協力決断を促していた。

 56年春に国際委が日本に送った特使のメモには、重光葵外相が「とりわけ
日本で悲惨な生活を送る女性や子供たちが早く自分の国へ帰るよう希望する」
と特使に述べたと記されていた。

 また、島津社長は57年2月の書簡で、同封の文書が政府の同意を得ている
事実は公表しないでほしいと要望していた。背景には、韓国を刺激したくない
という政府の意向などがあったと見られる。

 モーリス・スズキ教授は「日本政府が早くから大量帰還政策を秘密裏に進め
、日赤がその『国益』を代行した構図が見えてきた。北朝鮮政府や朝鮮総連だ
けでなく日本政府や日赤にも、帰還事業について説明責任がある」と語ってい
る。
(09/16 09:29)
http://www.asahi.com/national/update/0916/004.html

●新発掘資料が語る北朝鮮帰還事業の真相
論座 2004年11月号の 特別室の中の沈黙 
オーストラリア国立大学教授 テッサ・モーリス=スズキ
新発掘資料が語る北朝鮮帰還事業の真相
http://www3.asahi.com/opendoors/zasshi/ronza/
に詳しい話が掲載されていて上のニュースを知りました。立ち読みした感
じでわかったことは、朝鮮戦争で大変で韓国(一旦戻った在日もいたかも)から
在日親族を頼って日本に入国した人は当時の法律では密航者の扱いを受け、見つ
かると長崎の収容所に収容後(又は長期収容)、韓国に強制送還され刑務所送り
の場合があった。そして、この中で自由意志でなく(何らかの圧力があり)北朝
鮮に送られた人がいたようだ、ということです。これに関わった(実は戦前も外
務省は戦争を止めなかったが)岡崎勝男元外相の息子は大連生まれの満州−韓国
軍事政権ラインの戦犯文化人(元タイ大使止まり)岡崎久彦氏です(多分)。岡
崎家はいろいろ隠蔽、捏造、嘘をつかないと保身のためには困るのでしょう。

岡崎久彦氏のせいでサウジの油田開発契約が失われた [スキャンダル大戦争 8]
http://www.asyura2.com/0401/bd33/msg/1079.html
───────────────────────────────────
その他必読系(電子メールを捏造してでっち上げで共謀罪で逮捕することも簡
単に出来ると予測すれば、行政に対していい子ちゃんにならないと逮捕される
かもと予測すれば当然、萎縮するどころか、行政に雇われて密告する人も沢山
でてくると推測されます。臨時国会で国会で扱われるのにNHKラジオ、TBSラジ
オ・アクセスで聞いたことない・・・) 
───────────────────────────────────
共謀罪 [東京新聞/本音のコラム/マッド・アマノ氏]
<「小泉首相の政策はなってない。自爆テロでもやるかぁ」などと冗談を言っ
たとする。つまり「二人以上で話し合う=共謀した」だけで実行しなくとも会話
を盗聴され、録音テープが証拠となり逮捕されてしまう。もう一度言おう。「
実行しなくとも逮捕される」のだ>
http://www.parody-times.com/join/col_honne/honne.cgi?DT=20041004A#20041004A
参議院外交防衛委員会4月27日立川ビラ事件、齋藤勁議員、私もこんなことで
逮捕されるのかね
http://www.asyura2.com/0403/nihon13/msg/152.html
究極の処罰の早期化・共謀罪にストップをかけよう
http://www.asyura2.com/0406/bd37/msg/305.html
冗談も言えなくなる共謀罪の新設 ようこそ、プレ・クライムが裁かれる悪夢の世界
へ [海渡雄一氏等]
http://www.asyura2.com/0403/bd35/msg/769.html
監視社会:世界中で加速 カナダ・クイーンズ大のライアン教授に聞く[毎日新聞]
http://www.asyura2.com/0406/it06/msg/458.html
9・11以後の監視 デイヴィッド・ライアン著 田島泰彦監修 清水知子訳
http://www.akashi.co.jp/menue/books/1979/main.htm
「序章」を読む
http://www.akashi.co.jp/menue/books/1979/jobun.htm
「監修者あとがき」を読む
http://www.akashi.co.jp/menue/books/1979/kanyakusha.htm
「訳者あとがき」を読む
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