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首都西方で大規模攻撃準備=邦人人質事件に影響も−イラク駐留米軍
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041029-00000247-jij-int
【カイロ29日時事】イラク駐留米軍当局者が29日明らかにしたところでは、米軍は、首都バグダッド西方のファルージャとラマディの反米武装勢力を掃討するため、大規模な攻撃準備を進めている。
ファルージャにはヨルダン人テロ容疑者アブムサブ・ザルカウィ氏が潜伏中とされている。米軍司令官はロイター通信に「(攻撃は)決定的なものとなるだろう」と述べた。
香田証生さん(24)を人質にしたザルカウィ氏の「イラクの聖戦アルカイダ組織」は、首都やその周辺、首都西方を拠点にしているとみられている。
米軍は4月にもファルージャとラマディへの大規模攻撃を実施。戦闘は熾烈(しれつ)を極め、イラク側の死者は600人を超えたといわれている。外国人人質事件の急増・凶悪化の転機は、この大規模攻撃だった。米軍が新たな大規模攻撃に踏み切れば、香田さん救出に向けた努力に悪影響が出る可能性も否定できない。
(時事通信) - 10月30日1時1分更新