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「恐いもの見たさ」という。
「他人の不幸は蜜の味」ともいう。
スキャンダラスな社会面、三面記事は、「血に飢えた読者」を当てにする「血に飢えたメディア」の商売の最大のコツである。
阿修羅戦争掲示板にも、その傾向があある。
そこで、わが国際情報総合分析研究所代表、木村愛二は、ここに、イラクでの人質・斬首などの報道に関する総論的警告を発する。
「アラブ人は残忍だと思わせる宣伝工作を疑え!」
このような一斉報道による世論操作の歴史の実例は、枚挙の暇がない。
イラクに置ける拉致、斬首などの実例を吟味すると、いずれも、イラクの主要な抵抗勢力による犯行ではない。
もっとも残忍なモサドの偽装工作の可能性も十分にある。
かつて日本の大手メディアは、「暴戻なる支那人を膺懲せよ!」と煽って、侵略戦争を繰り広げた。
その材料となった事件は、日本軍、特務の自作自演もあった。
さらに遡れば、アフリカ大陸へのヨーロッパの侵略は、「アフリカ人が奴隷売買をしている」という、一見、人道的なデマゴギーによって、国家総動員体制を築いて進められたのである。
いわゆる探検家は、スパイであったが、その事故は、誇大に宣伝された。
しかし、今、当時のアフリカ大陸の内部の方が、当時のヨーロッパよりも遙かに安全で、豊で、文明・文化の面でも優れていたことが、確認されている。
現在のイラクで、外国人が、他の地域、特にアメリカに行くよりも、危険な目に遭っていいる比率は、どれほど高いのか。
日本にいる日本人そのものが、毎日の三面記事でも明らかなように、連日のように、陰惨な死を遂げているのである。これらと比較して、冷静に、イラクの問題を考えるべきである。