現在地 HOME > 掲示板 > 戦争61 > 142.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
http://www.kobunsha.com/CGI/magazine/hyoji.cgi?sw=index&id=007&date=20040803
『フラッシュ』 2004年8月17・24日合併号 8−9p
救う会新潟「会長宅マサカリ襲撃!」の凄惨現場写真
会長解任劇で組織まっぷたつ・・・分裂した両団体が本誌上で大激突
小島氏が事件直後に撮影した現場写真。
ボンネットが大きくへこむなど衝撃の強さを物語っている
破壊された自宅のシャッターを前にして怒りをあらわにする小島氏
車のフロントガラスに長さ約90センチのマサカリが突き刺さっていた。玄関前のシャッターには10カ所に及ぶ刃物の跡、そして、その下にはマサカリがもう−本、これみよがしに転がっていた。
禍々しい凶器の標的となったのは「新潟救う会」会長の小島晴則氏の自宅である。
7月23日午前3時過ぎ。静寂を破るガーン、ガーンという破壊音とガラスを破るような音に近所の住人が110番通報、物音に気づかず寝ていた小島氏がその“惨状”を目にしたのは警察か駆けつけた後だった。
「凶器を残したのは『またやるぞ』という見せしめですよ。じつは最近、『この野郎、ただじゃすませねえぞ』という脅迫電話が頻繁にあって警察に身辺警護も頼んでいたんです」 (小島氏)
小島氏といえば平成9年9月、全国に先駆けて新潟で救う会を結成、横田めぐみさんら北朝鮮による拉致被害者救出運動の先頭に立ってきた人物である。その小島氏を狙った凶行 ―。「犯行は救う会の分裂か背主演にあるとしか考えられない」と小島氏は言うのだ。
現在、新潟には「救う会」か2つあるという異常事態が続いている。小島氏が一部幹事らにより突然、会長を“解任”されたのが7月16日。21日には副会長の馬場吉衛氏か新会長に選出されている。
これに対し、小島氏らは24日、馬場副会長ら幹事計10人を除名、大関芳子氏を副会長に新体制を発足させた。マサカリによる襲撃は、こうした分裂騒動のさなかに起きたのである。それにしても、新潟救う会の内部でいったい何が起こっているのか。
「当初は年間の募金額もせいぜい200万〜300万円でしたが、拉致被害者の5人が帰国した年には3千万円も集まるようになった。そのころから県内外からいろんな人たちか多数入り込むようになって雰囲気がすっかり変わってしまった。幹事会では一部の幹事から『こんな会ぶっつぶすのは簡単なんだぞ』とすごまれる。万景峰号の入港抗議行動では一目で右翼とわかる一団が北朝鮮の国旗を破るなど過激な行動をとるようになった。私の周りにいるのは普通のボランティアぱかりですが、こうした連中に怯えて運動から離れていく人たちが出ているんです。彼らの狙いは救う会の乗っ取りですよ」(小島氏)
その中心人物として小島氏が名指しするのが幹事の一人である水野孝吉氏だ。
水野氏は民族派団体「日本青年社」の現役幹部である。
その水野氏が小島氏の批判に対し一問一答で応戦する。
― 日本青年社での肩書は?
水野:総本部の時局対策局長。運動を36年やっていますが、救う会の運動では主義主張はけっして出しません。ワッペンもつけないし制服も着ていません。平成9年から救う会に参加しているが「影」に徹してますよ。じつはコメ支援反対の自民党本部での座り込みでも、うちの人間を20数名出していますし、日比谷公会堂での集会も一回めから、うちが全部バスを出しています。弁当の差入れも全部している。
これだけしてきて小島さんにあれだけのことを言われる筋合いはない。本当は怒り狂ってるんです。
― 小島会長解任の理由は?
水野:すべては金。問題はそれだけですよ。一言でいえば小島さんは募金という浄財に手を突っ込んだ。そう言い切る根拠を全部持っています。それが表に出ないようになんとか内部で解決しようと、幹事会を開くことを求めたり特別監査委員会の設置を求めたが、小島さんはなんら答えなかった。分裂は運動にとってもちろんマイナスです。だが膿は出さないともっと大きなマイナスになる。もちろん、うちの組織のほうが正当。向こうは似非救う会です。幹事さん15人のうち10対5で小島さんを解任したんだから・・・
それが民主主義です。
― 小島会長宅襲撃事件の犯人像は?
水野:小島さんは犯人は水野だ、水野だと言っているらしいが、名誉毀損で訴えたいくらいだ。私がやるんなら、あんな野郎はミンチにして魚の餌にでもしてやります。本当にやろうというわけじゃない。もし、やるんだったらそれぐらいのことはするよ、ということです。でも、なんだか知らないが、オノで襲撃されて気がつかずに寝てるなんてたいしたもんだね。そのうち矢が飛んでくるんじゃないですか。
拉致問題解決へ尽力してきた「救う会」の大分裂。確かなのは、騒動が長びけば金正日を喜ばせることになるということだけだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
http://www.teny.co.jp/news/2004/09/07.html
TENY テレビ新潟 News Head Line 2004年9月7日(火)
「救う会」分裂に全国協が見解
拉致問題の解決に向け活動してきた「新潟救う会」は、万景峰号への抗議行動を中止したことなどをめぐり、二つに分裂している。こうした中、「救う会全国協議会」が、7日、「会長を解任して、新しい会長を選んだ手続きは正当だった。」と発表した。これを受け、馬場吉衛さんを会長とするグループが、7日夕方、新潟市で幹事会を開いた。馬場会長が、「救う会全国協議会」から正式に「新潟救う会」の会長に認められたと説明し、今後の活動方針などについて話し合った。
これに対し、会長を解任された形の、小島晴則さんは、「怒りを感じる」と反発し、今後も署名活動などを続けていく方針を明らかにしている。
「新潟救う会」は、これまで拉致問題の前面解決をめざし、万景峰号の入港に抗議したり、署名活動を行ったりしてきた。しかし、万景峰号への抗議活動などをめぐり対立し、ことし7月の幹事会で、小島さんが会長を解任され、小島さんはこれに異議を唱えていた。