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(回答先: Re: イラク人質事件→これはもはや福祉の分野の話・・・らしい。 投稿者 JFK 日時 2004 年 10 月 30 日 00:57:28)
都合のいいことばの切り張りと御用学者ばかり選んで、あたかも日本中がそういう見方をしているなんて印象付けようとしている。
なんでこういうキャンペーン張るのかは、やりくちからして稚拙(香田君以下)である。
こういう投稿をすれば人がなびくだろうなああんて、IQの程度もかなり低そうだ。
読売、ニッテレあたりの俗悪ニュースに浸りきると、こういう「知的惨状」を呈する羽目になる。
没落の一途をたどるアメリカ帝国主義による無差別殺戮という凶暴な手口でのアフガン・イラク侵略、これは日中戦争での天皇の名により2000万人ものアジア人を殺戮した日本政府・皇軍のやりかたと変わらない。イラクにおいてはこれに対して国民的抵抗がゲリラ戦の様相を帯びて激化している。彼らをテロリスト呼ばわりすることによりアメリカ帝国主義者による国家的テロを免罪しているのが各国権力者の偽らざる現実である。
アメリカによる侵略の後のイラクの占領・支配も音を立てて崩壊しつつある。米軍の腐敗をみよ。命令を拒否する兵士は単独ではなく、小隊・中隊単位だ。連日100回にものぼるともいわれるイラクの反占領の抵抗闘争(形態的には聖戦(ジハード)として現出している)は自爆攻撃も含めて、世界中の権力者を震撼させる創意工夫に満ち大胆かつ緻密ではないか。「卑劣」かつ神出鬼没の戦法は、ゲリラ戦の鉄則であるし、これを支えるのがイラク国民ときている。
見知らぬ人間に自分の家に武器を携えて上がりこまれた上に「ここは俺の家だ」と居座られ同居されてるわけだから家の奪還闘争は、相手が家から出てゆくまで続くわなあ。
これに、「家がこわれたから補修しましょう」なんつって、この見知らぬ人間の居座りを補完するかたちで、またまたでしゃばりの見知らぬ者が「おこぼれちょうだい」と居座る。
家の人もたまったもっじゃない。自由は束縛されるは、隣の家は壊され命は奪われるは、またそこに平和復興を唱える見知らぬ人間がでしゃばる。よそ者がきてこわした家をよそ者が「平和復興だ」なんてよそよそしい。「こんなに平和になりました、学校も建てました」なあんて地元の人に感謝までさせてみせて、本音を隠しているから君が悪くってしょうがない。
家に上がりこまれることもなく、まして理不尽に壊されることもない、フセインのもととはいえ「平和だったイラク」。
それが「フセインは悪い奴だから」っていうついでに家に上がりこみ家を壊し人命を奪う。おまけに国家的財産たる石油もどうやら「俺のもんだ」と言いはじめた。これが「殖民」のはじまりだ。非戦闘要員たる民間人であってもよそ者はよそ者のみの利益に狂奔して大道を闊歩している。
どう考えたって理不尽だ。壊した家をなおしましょうなんてやってきても、上がりこんだ奴や破壊した奴と直しにきた奴ともども、こいつらが居なかったらこんなことにはならなかった、って誰でも思う。
こうなったら報復とは言わないまでも、武器はないけどまずは「家」を奪還するための戦いの必要性を自覚する。武器も組織もないけれどイスラムで武装だ。これが戦いの第一歩。しかも家を壊され身内を殺されたことへの激しい憤りが原点にある。
まさしく日本が中国侵略で領土を蹂躙したことに対する抵抗と同じく、ベトナム人民が抵抗に決起したごとく、いまやイラクでは(ひいてはパレスチナでは)、侵略者と傀儡政権(中国、ベトナムでも存在)およびこれに手を貸す友邦同盟諸国相手に、全土で一日百回にもおよぶ(増えこそすれ減らない)攻撃を展開しているのだ。
これを鎮圧したとしてもそれはよそ者の圧倒的な武力による形ばかりの「制圧」でしかない。
このような現実がまさに日々刻々流動しているけれど、確実に認識できるのは、情勢がブッシュ=アメリカの軍隊の弱体化とともに帝国の没落を早めていることだけである。
さて、よそ者が居座りおこぼれ頂戴組が周辺をうろついている現実は、日本のマスメディアでは伝わらない。侵略の加担者たる日本政府・自衛隊(サマワは安全と言っていた)、そしてマスメディアは「このような危険地帯へはゆくな」としきりに説得するけれど、これは現実を日本国民に見せないという「知らしめず、寄らしむべし」の大本営のやりくちそのまま。
そこで自ら危険を顧みずイラクの現実を知ろうとしたのが香田証生くんなわけだ。
こういう内容的な理解の上に香田証生くんを見直す作業が、イラクおこぼれ頂戴組には意図的に捨象されるわけだ。
香田くんはバカだアホだ、間抜け、知能指数が低い、物見遊山(日刊ゲンダイ)その他なんでも悪罵を投げるがよい。
それだけ必死になって香田くんをさげすむ理由が、あんたたちが絶対に語ろうとしないイラクの現実、これを知られたくないからなんだよ。「自衛隊撤退」という言葉だけはなんとしても日本人の口から言わせないぞ、という本音が丸見えだ。
なんでか?
「テロリストの言い分に屈する」から。
「撤退はしない」と強弁すればするほど、いまやブッシュの凋落と同じ運命をたどるポチ公の孤立も鮮明になった。
香田くんが仮に抵抗勢力に抹殺されたとしても、米軍が逃げ出したらどうするの?
負ければ賊軍よ。敗戦の将は戦犯として裁きを受けることになる。その日のことを考えておけ。
皇軍は必ず勝なんて部下には語っておきながら自分は生き延びようとして証書類はすべて焼却してすまし顔の連中の子孫が、大東亜戦争がは聖戦だったなんてぬかしやがり幅を利かせてるけど、イラクで米軍退却となり日本軍も退却となれば次に待ち受けているのはゴーゴーたる非難。そのときは「転進」ではなく「退却」だ。算を乱し先を争って逃げ惑う米軍兵士、ベトナムの悪夢の再現だ。中国でもあったね。クモの子を散らすようってな表現がお似合いか(http://homepage3.nifty.com/yuuji-tokura/gararii04/kumo.htm)。
>○軽率
○無知
○子供っぽい
○身勝手
○あまりにも信じられない行動
○この先どうなっても文句は言えない
愚帝ブッシュに付き従う忠犬ポチ公。
香田証生くんの勇気。
どっちだい?