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http://www.asahi.com/international/update/1007/011.html
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イラクWMD最終報告書「北朝鮮からミサイル調達ない」
イラクの大量破壊兵器に関する米調査団の最終報告書は、イラクのミサイル開発をめぐり、北朝鮮との間で技術移転や部品調達の協議をしたものの、ミサイルを実際に調達した証拠はなかったと結論づけた。両国のミサイル協力については昨年10月に同調査団のデビッド・ケイ団長(当時)が指摘していた。また、材料調達で日本企業が関与していることも明らかになった。
報告書によると、99年の終わりにフセイン元大統領の側近だったアベドハムード・マハムード氏=03年6月に拘束=らが、北朝鮮との貿易関係の樹立を検討。同年12月に北朝鮮側の使節を招き、00年10月にバグダッドで協議することで合意した。ノドンとみられる射程1300キロの弾道ミサイル、沿岸警備用の射程300キロのミサイルの輸入、北朝鮮ミサイル技術者の派遣などが議題に上った。
00年末にイラクは、北朝鮮と少なくとも900万ドル(約9億9000万円)分の契約を結び、頭金として130万ドル(約1億4000万円)を支払った。01年後半にも北朝鮮側とミサイルの誘導制御の関連部品で調達契約を結び、シリア経由で運ばれる予定になっていたという。それが実施された証拠は確認できなかったとしている。
日本の企業については、99年以降、ミサイルの推進燃料関連の材料を輸出したという。イラク企業を通じて推進燃料などに使われる末端水酸基ポリブタジエン(HTPB)や、潤滑剤のジオクチルアゼレートの購入契約を結んだ。企業名については明らかにされていない。
(10/07 20:40)
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