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(回答先: 開戦の責任とは無縁 決議無視のイラクに原因 [共同通信]【腐り切った連中だ:その勢いでイスラエルに侵攻するかい】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 10 月 07 日 16:36:27)
http://japan.usembassy.gov/j/p/tpj-jp0209.html「
世界は今、試練に直面している」
ブッシュ大統領の国連演説要旨
ブッシュ大統領は本日(2002年9月12日)、国連総会で演説し、国連がその創設の趣旨に沿って行動すること、そして、無法者であるサダム・フセイン政権の「深刻で増大する脅威」と対決することを求めた。もし、そうしなければ、国連安保理の16におよぶ決議に組織的に違反してきたことを含め、「問題を示す証拠があるのにそれが存在しないことを望む」ことになる。
国連安保理は、国連における討議が話し合い以上のものになること、そして国連決議が願望以上のものになることを確保するために、設置された。サダム・フセインは、繰り返し、安保理に対する義務に反してきており、それが今、国連の権威を脅かしている。
ブッシュ大統領は、われわれ共通の挑戦に対応する新たな決議の作成のために、米国が国連と協力することを発表した。
■ この決議は、イラク政府に責任を取らせる決定的なものでなければならない。
■ この決議は、最後までやり遂げるという国連の決意に支えられたものでなければならない。
ブッシュ大統領は、多国間主義をめぐる討議に新たな光を注いだ。「われわれは世界で最も重要な多国間機関の決議が順守されることを望む」、そして、「今まさしく、こうした決議がイラク政府により一方的に破られている」と大統領は語った。
「サダム・フセイン自身が、今回の事態を招いた」
12年前、このイラクの独裁者はクウェートに侵攻し、そこから前進する構えをみせていた。もし、フセインに譲歩していたら、世界の平和と安定は危険にさらされたであろう。戦闘行為を停止させ、自分の命を助けるために、フセインは一連の公約を受け入れ、順守を証明することに同意した。
だが、代わりに、フセインが証明したのは、国際社会への侮辱と国連決議の無視であった。10年以上にわたり、イラクのフセイン政権は、国連の要求を満たすことができずに、今回の事態を招いた。そして、過去4年間、サダム・フセインは国連の査察による抑制を受けずに、大量殺人兵器の開発を続行することができた。
『欺瞞と無視の10年』は、本日の発言に関連してホワイトハウスが作成した参考資料である。この資料は、フセイン政権が11年間に渡って国連安保理の16の決議にいかに組織的に違反してきたかを詳細に述べている。
ブッシュ大統領は、次の分野で公約が破られてきたことを詳述した。
□ 人権に対する抑圧と侵害の継続
□ 戦争捕虜の帰還や現状説明の不履行
□ テロに対する国家的な支援の継続
□ 下記の大量破壊兵器の貯蔵と開発
生物兵器
化学兵器
核兵器
長距離ミサイル
その他の運搬手段
□ 経済制裁の違反
□ 国連の査察要求についての目に余る回避
ブッシュ大統領は、こうした課題のそれぞれについて、世界各国は我慢に我慢を重ねてきた、と述べた。われわれは、「石油・食糧交換計画」を試み、連合軍の攻撃という罰を科した。しかし、フセインは国連の要求を無視して大量破壊兵器の開発を続けている。
「彼が核兵器を持っていることを初めてわれわれが確信するのは、どうかそうならないことを願うが、彼が核兵器を使うときだ。そのような日が来ないように、われわれにできるあらゆる手を尽くすことが、すべての国民に対する責務である」
イラクに関する展望
大統領はイラクの将来に関して2つの展望の概略を述べた。行動を起こさなければ、イラク国民は、残酷な屈従の下で生き続けることになる。イラク政権は、新たな力をつけて、近隣諸国を痛め付け、威圧し、征服し、中東には流血と恐怖の時代が続く。この地域は、不安定の状態が続き、自由への希望もほとんどなく、われわれの時代の発展から取り残されることになる。
もしわれわれが行動を起こすなら、非常に異なった将来を迎えることができる。イラク国民は、囚われの状態から逃れることができる。彼らも、ある日、将来の民主主義アフガニスタンや民主主義パレスチナのような国となり、イスラム世界全体に改革を鼓舞することができる。こうした国々は、誠実な政府、女性への敬意、学問というイスラムの偉大な伝統が中東やその他の地域で成功を収めることができることを証明できる。
その他の世界的な挑戦
ブッシュ大統領は、その他の非常に重要な課題や米国と国連が負うべき責務についても、注意を喚起した。
■ なくならない貧困と猛威を振るう疾病
米国は、世界各国とともに、援助を提供する。米国は、貿易、繁栄、医療支援の拡大に取り組んでいる。
ブッシュ大統領は、米国がユネスコ(国連教育科学文化機関)に復帰することを発表した。
大統領は、ユネスコの改革を称賛し、人権と信仰面の寛容と学問の推進というユネスコの使命に米国が全面的に参加することを約束した。
■ われわれ共通の安全保障に挑戦する地域紛争
ブッシュ大統領は、1年前に、国連総会で述べたパレスチナ国家の創設への呼びかけを繰り返し、米国は、平和で安全にイスラエルと共存する独立した民主主義パレスチナの建設に取り組む立場は変わらない、と語った。
まさに世界がその紛争の包括的解決に向かって取り組まなければならない中で、パレスチナ人民は自分たちのためになる政府を持って当然である。