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(回答先: 周囲の反対を押し切ってまで危険地域に行くなら遺書書いてから行け! 投稿者 循環関数 日時 2004 年 10 月 28 日 00:52:34)
私なら遺書を書きますがね・・・。それにしても不可解な。えっ、「前回と全然違う」?
●こちらの新聞やネット情報の中では、どれを見ても、氏名と出身地を紹介し「誘拐された。日本軍の撤退を要求している。小泉首相は拒否している。」といった事実経過を簡単に客観的に書いてあるだけ、といったところで、扱いも大きくなく、一般の人もあまり知らないようです。
4月の3名の若者たちの時には、例の喉元にナイフを突きつけられる映像と共に、一人一人の経歴やイラクでの活動などの様子がかなり詳しく報道されました。スペイン人は大多数がイラク戦争反対ですから、「戦争反対の立場で平和的な活動に従事していた日本人が誘拐され命を奪われかけている」ということで、非常に大きな関心を呼んだわけです。
今回の場合、こちらの新聞も書くことに困っているようです。先日の、イタリアの2名のNGOボランティア女性の場合はイラクに滞在していた目的がはっきりしていましたし、英国出身の女性の場合も同様ですから、新聞もTVも連日報道し関心も高かったのですが、今の所、香田さんに関してはどのように報道してよいのか、報道機関の方が対応に窮している、といった感じです。
一般のスペイン人に「単なる旅行者だった」と説明したら、まだ私は誰にも何も言っていませんが、口をあんぐり開けて肩をすくめるだけでしょうね。もちろん誰も一人の若者の命が奪われることを望む者はいませんが、コメントのしようが無いでしょう。こちらではほとんど毎日、イラクかイスラエルでのボロボロになった死体の映像が、茶の間に流されているわけですから。
もし私なら、それも本当に命を懸けてでもそこでやり遂げたいことがあるという場合なら、ちゃんと遺書は書き、死後の様々なことの処置まで誰かにお願いしておいてから行きます。またそこで命をかけてやったことの結果が公表されるような手段をとってから行きます。もちろん政府の「救援」など求めません。(こんなことを言うと「香田さんを救え」と熱くなっておられる方々に遠い外国から冷や水を浴びせるようなことになるのかもしれませんが。)
●しかしそれにしても奇妙ですね。下のほうに次のような投稿があったのですが、
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http://www.asyura2.com/0411/war61/msg/1131.html
投稿者 Mグループ 日時 2004 年 10 月 27 日 14:31:34
Re: 戦争見物ビザ
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確かにこの指摘の通りだと思います。ビザの発給とチェックはどうなっているのでしょうか。ヨルダンから陸路、国境での検問体制がズサンなのかもしれませんが、イラクに入っていける、ということにも首をひねります。
憶測でしかないのですが、身代金目当ての誘拐犯に香田さんを売り渡すために誰かが誘って(国境警備の警察官もグルで)導き入れた、とか、あるいは「イスラム教徒への恐怖感」を世界中にばら撒きたい米イ諜報機関に操られた連中が、ヨルダンにいた香田さんを言葉巧みに(あるいは暴力的に)イラクに入れておいて拘束した、そうだとしたら血まみれの首の映像が流されてプロパガンダの材料として大いに利用される可能性が高い、とか、いろいろ考えられるのですが、もちろんこれらは今のところ単なる想像に過ぎません。
●さらに、日本の外相が「極めて危険な、前回とは違う残虐なグループのような感じだ。」などと言っているようですが、
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http://www.asyura2.com/0411/war61/msg/1155.html
投稿者 いやはや 日時 2004 年 10 月 28 日 00:10:23:
「前回と全然違う」政府、打開策見えず危機感 邦人人質
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語るに落ちた、ということかな。
4月の3人のときも、「焼き殺す」という脅迫と一緒に人質の喉元にナイフを突きつけた映像が送られたわけですからね。今回「首を切り落とす」と言われて「前回とは違う残虐なグループ」と言える、ということは、前回は初めから「危険で残虐」ではないことを知っていた、ということになるのでしょうかね。そして「自作自演説」「自己責任論」がプロパガンダ的に広められたわけです。あれは一体何だったのでしょうね。