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ネーダー要因消えた?
支持率1%以下に民主党ホッ
http://www.chunichi.co.jp/uselection2004/041024T0754001.html
【記事本文】
【ワシントン=豊田洋一】11月の米大統領選に、無党派で立候補している消費者運動家ラルフ・ネーダー氏(70)の支持率が1%以下と低迷している。同氏の立候補が、支持層が重なり合う民主党大統領候補のケリー上院議員に不利となる「ネーダー・ファクター(要因)」は消えたとの見方が、同党内で出てきた。
米世論調査会社ゾグビーとロイター通信が19日から3日間行った合同世論調査によると、ここしばらく1%台で推移していたネーダー氏の支持率は0・8%にまで落ち込んだ。
2000年の前回大統領選では、ネーダー氏は環境保護政党「緑の党」から出馬し、フロリダ州で約9万7千票を獲得。この得票は、共和党のブッシュ大統領と民主党のゴア前副大統領の票差537を大きく上回ったことから、ネーダー氏がブッシュ氏の当選を助ける形になった。
今回も、ケリー氏からネーダー氏に支持が流れる可能性があるとして、前回の「悪夢」の再来を避けたい民主党は、ネーダー氏に出馬断念を迫るとともに同氏が各州で投票用紙に登載されないよう運動を展開してきた。
しかし、4年前の同時期、ネーダー氏の支持率は4−5%。今回は、それに比べてかなり低い水準にとどまっていることから、民主党内では「われわれにとってネーダー氏は、2000年のときより脅威ではない」との分析が広がっている。
ネーダー氏は今回の大統領選で、33以上の州で投票用紙に名前が掲載されるが、これは前回より10州少ない。
米世論調査会社ギャラップの分析によると、ネーダー氏の支持率が低迷しているのも、民主党の「反ネーダー」運動が奏功しているという。