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米大統領選 ブッシュ陣営「前言」撤回に躍起
【ワシントン=近藤豊和】米政府閣僚らから失言が相次ぎ、ブッシュ陣営は終盤の大統領選への影響回避に必死だ。
ラムズフェルド国防長官は四日、ニューヨークでの講演で、「イラク(のフセイン旧政権)と国際テロ組織、アルカーイダとの関係を示す確固たる証拠は見てない」などと発言、五日、「誤解を招いた。両者の関係を認識している」と、前言を撤回する声明を出した。
声明によると、長官は二〇〇二年に米中央情報局(CIA)が作成した報告書で、同政権とアルカーイダの結びつきを認識していたという。
マクレラン大統領報道官も五日、「フセイン政権とアルカーイダに関係があったのは明白で、米中枢同時テロを調べた独立検証委員会の最終報告も関係を認めている」と記者団に述べて、発言の打ち消しに躍起となった。
イラクの連合軍暫定当局(CPA)のブレマー元代表も保険団体の集会で講演、「イラクには十分な兵力がなかったために高い代償を支払わざるを得なかった」などと、ブッシュ政権の戦略ミスを示唆するような発言をしていたことが判明。
大統領選民主党候補、ケリー上院議員は「ブレマー元代表はイラクでの失敗をついに認めた」と、早速、ブッシュ政権批判の材料に使っている。
ブレマー氏は、五日付の米紙ワシントン・ポストに電子メールで釈明文を寄せ、ブッシュ政権への全面支持を強調。同日の別の講演では、「十分な兵力があったから三週間で勝利できた」などと前言を一転させた。
http://www.sankei.co.jp/news/morning/07int002.htm