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いよいよ動き出しています。
どういう改憲案がいいかという論争に巻き込まれてしまってはいけないと思います。
改憲すべきか否かが核心だと思います。
@「自民・新憲法起草委が初会合、4月末までに委員長試案
自民党は24日、新憲法起草委員会(委員長・森前首相)の初会合を開き、結党50年にあわせて今年11月に発表する新憲法草案について、4月末までに委員長試案を作成するなどの今後の段取りを確認した。
森氏は会合後、試案作りにあたる10の小委員会の委員長に中曽根、宮沢両元首相らを充てる人事を発表した。来月から地方組織代表などの意見も踏まえながら、全党的な態勢で試案作りを進める。
森氏は初会合で、「国民の関心が従来とは比較にならないほど広がりを見せている。この機会を逃すことなく、自主憲法草案の作成に取り組んでいきたい」と述べ、新憲法草案作りへの協力を呼びかけた。
起草委は、昨年末に設置した新憲法制定推進本部(本部長・小泉首相)の下部組織。委員は、国会議員・元議員(77人)、全国11ブロック選出の地方議員代表(22人)のほか、今後選出する経済界・労働界などの民間団体代表や有識者で構成する。
このうち国会議員・元議員については、衆参両院から当選回数別に数人ずつ選び、世代間バランスに配慮する一方、中曽根、海部、宮沢、橋本の元首相4人も加え、「政治的重み」にも腐心している。
また、テーマ別に設ける10の小委員会は、試案作りを効率的に行うための組織だ。小委員長には、「前文」に中曽根氏、「天皇」には宮沢氏らを充てた。
起草委は当面、3月末までに小委員会ごとに報告書をまとめ、首相・衆参議長経験者からなる顧問会議に諮るなどして、4月末の委員長試案決定にこぎつけたい考えだ。
試案作りで注目されるのが、9条の扱いだ。起草委の事務総長に就任した与謝野政調会長は最近の講演などで、「憲法9条の改正にはコンセンサスに近いものが党内にある」として、〈1〉戦争放棄の1項は維持〈2〉2項で自衛隊の存在を明記〈3〉国際貢献の在り方も規定――との方向性を示している。
◆自民党新憲法起草委員会の小委員長は次の通り。
▽前文 中曽根康弘・元首相▽天皇 宮沢喜一・元首相▽安全保障及び非常事態 福田康夫・前官房長官▽国民の権利及び義務 船田元・元経企庁長官 ▽国会 綿貫民輔・前衆院議長▽内閣 林芳正参院議員▽司法 森山真弓・元法相▽財政 溝手顕正参院議院運営委員長▽地方自治 大島理森・元農相▽改正及び最高法規 高村正彦・元外相
(2005/1/25/00:02 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20050124ia26.htm
@防衛軍保持、天皇は元首…世界平和研が憲法改正試案(読売オンライン)
中曽根元首相が会長を務める政策研究機関「世界平和研究所」は20日、憲法
改正試案を公表した。
前文と11章116条で構成され、自衛のための「防衛軍」の保持を明記して
いる。外部からの侵略などに万全の対応ができるよう緊急事態条項を設けた。天
皇を「元首」と位置付ける一方、首相の権限を大幅に強化したほか、衆院選を有
権者による首相選択の機会とする規定、家族の重要性を再確認する家族条項など
を盛り込んでいるのが特徴だ。
試案は、中曽根氏を中心に1年半かけてまとめた。「21世紀の日本の国家像
を体現する新しい憲法」案と位置付けている。
安全保障については、侵略戦争の放棄を定めた現行憲法の9条第1項をほぼ踏
襲した上で、自衛のために「防衛軍」を持つことを明記した。また、「国際の平
和及び安全の維持、並びに人道上の支援のため、国際機関及び国際協調の枠組み
の下での活動に、防衛軍を参加させることができる」として、多国籍軍への参加
を容認した。武力行使を伴う防衛軍の活動には国会承認を義務づけた。
行政権については、現行の「内閣に属する」を「内閣総理大臣に属する」と改
め、首相が指導力を発揮できるようにした。首相は、衆院議員の中から衆院の議
決で指名すると定める一方、政党に対し、衆院選では首相候補を明示するよう義
務付けた。議院内閣制は維持しながら、有権者が首相候補を考慮に入れて投票で
きる環境を整えることで、部分的に「首相公選」の意味合いを持たせる狙いがある。
また、首相が衆参両院議員の3分の1以上の同意を得て、自ら提出した法案の
国民投票を実施することを認め、国民投票の結果に国会は従わなければならない
との規定も盛り込んだ。
(2005/1/20/23:57 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20050120it13.htm