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(回答先: 派閥の資金の流れについて、追及を免れない立場になった小泉首相(共同) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 1 月 23 日 07:57:55)
自民党森派(政治団体名・清和政策研究会、森喜朗会長)が同派の政治資金収支報告書に、最近数年にわたり所属する国会議員に配った資金の明細を記載していなかった可能性の高いことが二十二日、関係者の証言で分かった。旧橋本派と同様に、実態のない繰越金を記載していた疑いも浮上した。森派が所属議員に渡す資金は合計で年間一億円前後とみられる。小泉純一郎首相は二〇〇〇年四月から約一年間、森派会長を務めており、こうした事実を知り得る立場にあった。政治資金規正法で規定された収支報告書の信ぴょう性を覆す形で、国会でも大きな争点になりそうだ。
森派は共同通信の取材に対し、所属議員への資金支援を全面的に否定しているが、複数の議員は「派閥からもらっていた」と証言した。
所属議員への資金提供を記載していない疑いがあるのは、三塚派から森派に代わった一九九八年から二〇〇三年の六年分の収支報告書。関係者によると、森派では年二回、七月と十二月に「氷代」「もち代」を支給。衆院の当選一−三回の議員には二百万円、三、四回の議員は百万円で、閣僚経験者には渡さない仕組みになっていたという。
ところが収支報告書の寄付・交付金の項目には、「その他の支出」として約九千五百万円から約四千万円の記載があるだけで、支出先など詳しい内訳を書いていない。政治資金規正法は五万円以上の支出の記載を義務付けており、他の派閥の収支報告では議員への支出が掲載されている。
さらに、森派の場合、収支報告書の用紙の欄外に記されている「五万円以上の支出はすべて個別に記載し…」という注意書き部分を消していた。所属議員の資金管理団体などの収入欄にも森派からの入金は記載されておらず、報告義務を怠った可能性もある。
一方、森派の繰越金は九八年から九九年へ九千九百四十一万円、九九年から二〇〇〇年へは一億五千七百九十二万円と最大になった。しかし、関係者の証言によると、この時点で既に繰越金はほとんど存在していなかったという。
その後、繰越金は年々減少。〇四年への繰り越しは二千六万円となっており、数年間かけて何らかの会計上の処理をしたとみられる。 (共同)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20050123/mng_____sei_____002.shtml