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官邸に続々と美術品 「心和む空間を」と首相指示
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東京・永田町の首相官邸に、絵画や彫刻などが次々と飾られている。小泉首相が「心和む雰囲気に」と、美術品の展示を3倍以上に増やすよう指示したためだ。旧官邸がフランク・ロイド・ライト風の建築で建物自体の芸術的価値が高かったのに比べ、耐震性にも気を配った現代建築の現官邸を彩りある空間に、との試みだ。
「官邸を訪れた方から『殺風景だ』とよく言われるものですから。官邸はこんなに広いのに、さみしいと思ってね」。小泉首相は21日夜、記者団に美術品を増やす理由をこう説明した。
官邸ではこれまで横山大観の作品など所蔵品のほか、日展から無料で絵画などを借り受け、常時約40点を展示していた。首相は昨年11月、東京・上野公園の東京都美術館で日展を鑑賞後、官邸の美術品を増やそうと思い立ったという。展示を従来の3倍以上に増やし、こまめに替えるよう官邸スタッフに指示している。
これを受け、官邸は日展のほか、日本美術院や日本芸術院にも協力を求めて借り入れを増やし、年末以降、新たに13点を展示した。現在は文化勲章を受章した彫刻家、富永直樹氏の作品などを飾っている。
首相は20日、官邸の2階から5階を約15分かけて歩き、配置状況を視察したが、玄関付近で「ここに絵画をあと3枚」などと指示する熱の入れようだ。首相は周辺に「もっとスピードを上げてやってくれ」と指示しているという。
(01/22 14:33)
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http://www.asahi.com/politics/update/0122/003.html