現在地 HOME > 掲示板 > 政治・選挙7 > 727.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
■■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
■□■ 日刊ゲンダイ Dailymail Digest 2005年 1月22日号(平日毎日発行)
■■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
--------------------------------------------------------
高い確率で予想されている出来事が現実に起こる前に、
国会論議もなしにイラクへ出兵させた
小泉ファッショ首相の責任を明確にしておく必要がある
--------------------------------------------------------
間もなくブッシュ米大統領のアリバイ作りにイラクでペテン選挙が強行され、その後、
イラクの内戦が始まり、自衛隊も米国の同盟軍として戦争に巻き込まれるのは必至と
見られている。その前にすでに武装勢力によって自衛隊を攻撃するという警告も出て
いる
※ ※ ※
イラクに派遣されている自衛隊の家族は、今、どんな思いだろう。今月30日に行
われる国民議会選挙を前に、聞こえてくるのはゾッとするような話ばかりだ。
「昨年暮れにはバグダッド市内で、選挙管理の職員3人が殺された。通勤時間帯に大
勢の市民の前で車が急襲され、引きずり出された職員は公衆の面前で銃殺された。生々
しい写真が新聞にデカデカと掲載され、以後、選挙管理職員が相次いで辞職している。
候補者も名前を出すと殺されるので、名前を出せない。だから選挙は非公開の比例名
簿方式。もちろん、街頭演説もない。投票所も襲われるのでいまだに場所は極秘です。
こんな選挙がありますか」(中東問題研究者)
かくもイラク国民が選挙に反発しているのは、これが米国によるペテン選挙なのが
ハッキリしているからだ。
「シーア派勢力が統一会派を組み、圧勝確実。国民は誰が立候補していて、何を訴え
ているのかすら分からない。治安悪化でまともな選挙ができるかどうかも不明。しか
し、米国は形だけでも選挙をやって、民主化の実績づくりを急いでいる。だから、こ
んな状況でも選挙をやる。イラク国民の反発は当然なんです」(アジア経済研究所参
事の酒井啓子氏)
スンニ派武装地域では「密告の報酬、シーア派の宗教指導者なら1万ドル、一般市
民なら1000ドル」のビラが張られ、通過するシーア派はことごとく射殺されてい
るという。
開戦以来、米兵の犠牲者は1300人を突破。イラク人は月に数百人規模で死んで
いる。選挙どころか、地獄絵だ。
それなのに、ブッシュは20日の大統領就任演説で「米国民は米国が世界中に民主
主義を広げる歴史の瞬間に立ち会っている」などとぶっていた。もはや、つける薬な
しである。
▼ 自衛隊だけが取り残される最悪展開 ▼
自衛隊員には気の毒だが、このままでは必ず犠牲者が出る。その瞬間は確実に迫っ
ている。12日には信管付きのロケット弾がサマワの宿営地に撃ち込まれ、これが9
回目の攻撃だった。犯人はいまだに1人も捕まっておらず、攻撃は回を重ねるごとに
エスカレートしている。そんな中、これまでサマワで治安維持を担ってくれていた1
400人のオランダ軍が3月半ばから撤退する。代わりに英軍が協力してくれるらし
いが、その規模はせいぜい数百人。その一方で、英国は米国に対し、イラク撤退のス
ケジュールを明らかにするように求めていて、一緒に逃げる準備を始めている。
オランダが逃げ、英国も浮足立ち、米国も「選挙さえ終われば、後はお任せ」の腹
づもりだから、自衛隊だけが取り残されることになるのである。
→もっと詳しくご覧になりたいお客様は、こちらから有料版をお申し込みください。
かんたん!クレジット決済で申し込む http://www.ngendai.com/digest/subscribe/
その他の決済で申し込む http://www.ngendai.com/pay/index.html
──────────────────────────────────────
■ “権威”河村議員激怒
■ 議員年金存続“ペテン”で損するのはサラリーマン
──────────────────────────────────────
▼ 小泉公約では「廃止」だったが… ▼
小泉首相が「廃止したい」と明言した議員年金がやっぱり存続される。「国会議員
互助年金等に関する調査会」がきのう(20日)、廃止ではなく見直しを提案した答
申を衆参両院議長に提出。永田町の先生方は「答申は尊重したい」(神崎武法公明党
代表)、「速やかな立法化作業に取り組んでいきたい」(武部勤自民党幹事長)と大
喜びなのだ。
答申では、議員年金を「議会制民主主義の維持に必要不可欠なコスト」と定義。議
員の納付額を127万円から220万円に引き上げ、最低給付額を412万円から2
88万円に引き下げる新制度の導入を求めている。受給資格を在職10年以上から1
2年以上に変更し、加算額は在職30年で打ち切り(現行は50年)。これで国庫負
担率が7割から5割に下がるとしている。
だが、こんなのは目くらましだ。「法案化される時は、現役議員には適用されず、
対象は新人議員からに骨抜きされる」と永田町ではもっぱらである。議員年金廃止を
訴え奮闘している民主党の河村たかし議員が言う。
→もっと詳しくご覧になりたいお客様は、こちらから有料版をお申し込みください。
かんたん!クレジット決済で申し込む http://www.ngendai.com/digest/subscribe/
その他の決済で申し込む http://www.ngendai.com/pay/index.html
http://www.mag2.com/m/0000021570.htm