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週刊新潮の今週号の『朝日「極左記者」とNHK「偏向プロデューサー」が仕組んだ「魔女狩り」大虚報』を読みましたが、はっきりいって出来の悪い記事で、各新聞社の記事や安部、中川両人の台詞以上の知識は記者は持っていないような感じです。
つまり、この記事を書いた新潮の記者は「虚報」かどうかを断定できる客観的な材料は何一つ持っていないということなのです。もし、安部、中川両人の台詞が客観的な証拠だというのなら、世の中にそもそも裁判なんてものはありません。
また当事者の「VAWW-NETジャパン」 http://www1.jca.apc.org/vaww-net-japan/ のサイトにすらこの新潮の記者は訪れていないようで、産経あたりの記事の知識で法廷のことは書かれているようでした。
NHKは20日夜7時のニュース番組で『朝日新聞虚偽報道問題』とテロップを表示しましたが、朝日新聞から「名誉を著しく棄損するもので、直ちに訂正を求める。こうした事態が続く場合は法的措置を検討する」と関根昭義放送総局長宛の抗議文書を送られ、同夜10時のニュースでは「虚偽」の言葉をテロップからなくしたそうです。
僕がずっと思っていたのは、何故安部、中川両氏とNHKから朝日新聞に対し「法的措置」という言葉が出てこないのかということでした。安部氏などは威勢のいいことを言うかたわら、参考人招致には応じないと矛盾した態度さえとっています。
昨今、政治家やメディア団体が「法的措置」を言い出すことはめずらしいことではありません。それを考えれば、今回真っ先に安部、中川両氏とNHKは「法的措置」を口にするような状況と僕には思われたのです。何故彼らはそうしないのでしょうか?
それどころか、朝日のほうから「法的措置」と言われ、テロップの文言を削ったりしているのです。
安部、中川両氏とNHKの上層部は緊張感が足りないと思わざるをえません。
週刊新潮の記事は、木村愛二氏が次の投稿で全文を紹介しています。
週刊新潮1/27記事は似非紳士朝日破落戸記者2号本田雅和批判傑作
投稿者 木村愛二 日時 2005 年 1 月 21 日
http://www.asyura2.com/0502/war66/msg/427.html
木村氏の御意見は僕には興味がないのでさておくとして、週刊新潮は4年前に以下に示す記事を書いています。もちろんその後に訂正記事などは出していない模様です。
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「週刊新潮」2001.02.22号
NHKが困惑する特番「戦争をどう裁くか」騒動
「番組製作に全面的に協力した私たちは、到底この番組を受け入れることはできません…NHKとして責任ある説明を求めます」
「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク(松井やより代表)が、そんな断固とした「公開質問状」を、NHKに叩きつけたのは2月6日のことだった。
問題の番組とは4夜連続企画「戦争をどう裁くか」の第2回として1月30日に放送された「問われる戦時性暴力」。
同ネットワークが主催し、従軍慰安婦など日本軍の性暴力を暴いた昨年12月の「女性国際戦犯法廷」を題材に、戦時性暴力を断罪し始めた世界の動向や、その問題点を浮き彫りにする内容だったが…。
「主催団体名や肝心の判決内容(天皇有罪・国家責任の認定)が一切紹介されなかったばかりか、法廷に対する不正確な誹謗や批判が一方的に放送された、というのが公開質問状の主張。しかもそれが、右翼などの圧力によって、急遽、内容が差し替えられた結果だというんですから穏やかじゃない」(放送記者)
「事実、放送直前の1月27日と28日に、「維新政党・新風」や「日本世論の会」などの有志三十名余がNHKに押しかけ、女性国際戦犯法廷は「反日・偏向」の政治集会だとして、放送中止を求める抗議行動を行った。「大日本愛国党」は街宣車も出しました」 と事情通が解説する。
「そればかりか、実は同じ頃、NHKの番組製作の責任者である伊藤律子・番組制作局長が自民の大物議員に呼び出されクギを刺された、という噂が局内でささやかれているんです。慰安婦問題は政治的に微妙な問題ですから、そのくらいの圧力があっても当然ではある」
もしNHKが”外圧”に屈して番組内容を差し替えたとしたら、公共放送として大変な汚点だ。
NHK経営広報部はそんな疑念を 否定しようともせず、
「NHKの番組は放送法に則り、NHKの判断と責任で製作し報道しています」
という的はずれなコメントでお茶を濁すばかり。
「少なくとも、放送直前の内容差し替えは、ほぼ間違いないでしょう。シリーズ4本のうち他の3本が正味44分なのにこの回だけが40分という編集の不自然さ。加えて、番組内で「法廷」の様々な問題を指摘している秦郁彦・日大教授をNHKが取材したのは放送のわずか2日前の1月28日という事実は決定的な証拠ですね」(前出記者)
公開質問状への回答は、2月中旬には出る予定。その内容如何では、左翼右翼の再度の挟撃に晒されかねないNHKなのである。
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今回の『朝日「極左記者」とNHK「偏向プロデューサー」が仕組んだ「魔女狩り」大虚報』という記事を書いた記者は非常にイタイ記者だといえます。