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以下はインターネット掲示板2ちゃんねるに出回っている2ちゃんねる管理人西村博之氏のとある記者との対談風景のコピペである。このコピペの内容については真偽不明である。またその出典さえ明らかではない。
従って投稿するか迷ったが、しかし何か詳しい情報をお持ちの方が協力してくださる事も考えられるので一応投稿してみることにした。
また投稿する板についてであるが、以後こちらでのみNHK問題を扱うとの事であったし、また今回の件で2ちゃんねるに大量に出回っている反朝日新聞コピペの事も考慮し、こちらに投稿することにした。
※「プロ奴隷」の由来・・・以前はかなりの人々がネットで情報操作を試みる職業右翼(宗教右翼含む)を罵倒する時に「プロ愛国者」とか「プロ右翼」という言葉を使っていた。しかし例え「プロ」とつけても「愛国者」という響きは良すぎるし、「右翼」などという言葉を使うのは民族系新右翼に失礼だということで、それなら「奴隷」にしようということになったのである。ネットで情報操作を試み小泉ブームを巻き起こそうとする職業右翼、米国の奴隷、国民の権利を制限し祖国を北の国に作り変える売国奴にピッタリということで「プロ奴隷」という言葉ができたのである。
しかしいつのまにか、そういう情報操作にひっかかり職業右翼でもないのに自ら必死に左派へのネットや電話での嫌がらせ行為を行う単細胞な方々にも「プロ奴隷」という言葉が使用されているようである。ちなみに「プロ奴隷」の類義語に「ネット右翼」というのがある。こちらは主に右翼団体や保守系政党関係者でないのにネットのみで右翼的言論を声高に叫ぶ方々への蔑称である。つまり「プロ奴隷」 > 「ネット右翼」という感じであろうか。
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【反北朝鮮言説に注意せよ】
2ちゃんねる管理人西村博之氏
記者「2ちゃんの右翼的っていうか、反北朝鮮の書き込みとかは、どう?」
西村「2ちゃんねる自体、あんまり見ないですからね(笑)。」
記者「そういうのは知ってる?」
西村「もちろん。そういう書き込みがあるのは知ってます。
まぁ、職業右翼の人とかもいますし。3人いりゃ、24時間交代できるしね(笑)。」
記者「内容自体はどう?」
西村「論じる価値はないでしょう。単なる差別主義だから。」
記者「単なる差別主義と言うのはどこから?」
西村「いやぁー、北朝鮮が悪いって言う人は、独裁体制だからとか、拉致したからとか
言っているわけですよね?そこまではいい。自分的にも全然同意。
でも、そういうこと言っている人は、片方で韓国の悪口も言っていたりする(笑)。
でも、韓国は民主主義の国ですよね。拉致もしてないですよね?アレ?って」
記者「矛盾している?」
西村「っていうか、劣等感の裏返しで誰かに優越感を持ちたいと。
それでその対象が、一番近くの国に向かったというだけでしょ。」
記者「なるほど」
西村「テポドンがどうこうとか、拉致がどうこうって言っていた同一人物が、
テポドンも撃ってない、拉致もしてない、独裁でもない韓国の悪口を言う。
しかも、朝鮮国籍だけでなく、韓国籍の人の地方参政権まで否定してたりする。
矛盾もいいとこ。あげくに、過去の日本の戦争責任も否定していたりする(笑)。」
記者「矛盾すると?」
西村「そう。結局、色々理由をつけて、差別主義を垂れ流してるだけ。
理由をつけて北朝鮮を批判する人が、独裁でもなく、民主主義国家で、
国交もある韓国の悪口を言っているのが、何よりの証拠でしょう。」
記者「そういう変な差別主義的投稿を規制する気はある?」
西村「ない。全くありませんね。」
記者「理由は?」
西村「まず技術的に不可能。プラス、”言論に対しては言論で”が基本だから。
正しい言説が間違った言説を減らすはずだし、べきでもある。」
記者「でも、そういう書き込みが多いですよね?なぜ?」
西村「だから、そりゃ職業右翼の人もいるし(笑)。それに、そういう書き込みが
他の書き込みや普通の人々を2ちゃんねるから遠ざけてる面もある。」
記者「だから減らない?」
西村「そう。むしろ類が類を呼ぶって感じで・・・(笑)。」
記者「それは困る?」
西村「自分が口には出さず、密かに理想としていたのは、量が質を凌駕するということ。
つまり、無数の人の知恵が結集して、凄い言論や表現が展開することだった。
ネットはそれを可能にすると。ある分岐点っていうか、臨界点を越えると、
量が質を確保して、他の追随を許さないものになると思った。LINUXみたいに。」
記者「現実とは違う?理想まで行ってない?」
西村「個々の投稿ではなく、ネットが社会において持つ意味を考えてる。
そういう意味では、理想と現実は違うとは感じますね。(笑)。」
記者「例えば?」
西村「たとえば、小泉訪朝の日なんかは、2ちゃんに特定の国や民族名を出して
「〜を殺せ」ってカキコやスレが無数にあった。流言飛語の増幅装置みたいな感じ。
それはまさに、関東大震災の時に起こった虐殺事件そのものでしょ。
技術の進歩がそういう面だけを増幅させるのは、ちょっと残念だった。
良い面も増幅してくれると思っていたから。閉鎖もちと考えましたね。」
記者「でも、反北朝鮮の投稿は国益重視ってことじゃないの?」
西村「それは、繰り返しになるけど、差別主義の正当化の理屈だと思う。
っていうのは、韓国という自由貿易国との友好は、日本の国益に適うのに、
反北朝鮮の人は同時に反韓国でもあるからね(笑)。国益は関係ないでしょ。」
記者「国益のためじゃない?」
西村「違うと思う。もし本当に日本の国益を言うなら、ネットなんかやめて、
日本が世界中から評価されるような、立派な学者か芸術家か実業家か発明家にでも
なるべく努力してるはずでしょ?ネット上で差別と憎悪を撒き散らすのが国益かな?」
記者「そりゃそうだけど。じゃ、国益ではない?」
西村「そう。強いていうなら、個人益だね。自分の考えを書いて、快感を得てる。
もし本当に国益のことを考えるなら、小泉不況下の経済自殺とかにも言及する筈。
自分も仕事柄、IT系のスターティングアップ期の企業経営者とかと話すけど、
今の日本では、毎日、数十人の経済自殺が出てるわけ。倒産も凄い。
もしかしたら、この中に、第二のソニーやホンダがあったかもしれない。
こういうことを考えたら、5人の拉致被害者も重要だけど、
毎日起きてる数十人の自殺や企業倒産のほうが国益には直結するはずなんですよ。」
記者「なるほど。たしかに、そういう投稿は少ないよね?」
西村「少ないっていうか、ないでしょ(笑)。」
記者「大学では心理学を専攻してたけど、心理学的にはどうなの?」
西村「心理学的に?(笑)。まぁ、偉そうに言えば、一種の『偽の合意効果』ですね。」
記者「何ですか、それ?」
西村「ざっくり言えば、人間は、自分の態度や信念に賛成してくれる人数を
過大に見積もる傾向があること。そのバイアスのこと。その帰結として、
人は、自分の意思や行動に対して、実際以上の安心感や安堵を覚える。」
記者「その『偽の合意効果』が、右翼的投稿になるのは何故?」
西村「まぁ、その辺は、心理学者に聞いてもらうとしてですね、えぇえぇ(笑)。」
記者「群集心理みたいなもん?」
西村「そう。論理的に見て疑わしい言説も、なんとなく信じちゃって、
一回信じると、それがスタンダードになって、皆もそうだと信じてしまって、
その結果として右翼的投稿の連続になると。」
記者「論理的には疑わしい?」
西村「うん。だって、国益って言っている人は、沖縄の基地問題についてはどうですか?
日本の民間人が戦後、米兵によって無数の人が殺されたり、強姦されたりしてますよね。
それは現在進行形ですよ。でも、それについては、なぜか、何も言わない。」
記者「北朝鮮がやったことについてだけ、国益を持ち出すと?」
西村「っていうか、安保が大切だから、日本国民が殺されてもレイプされてもいいと言うなら、それはそれで一つの考えなの。でも、その論理だと、100人くらいの拉致に怒る理由はなくなっちゃうんだよ。だって、北と貿易したほうが国益になるもん(笑)。
あるいは、拉致を無かったことにして国交樹立したほうが軍事的にも安定する(笑)。
でも、北朝鮮を批判する人は、一人の生命や尊厳も守るのが国家であり国益だと、言うと思うんだよ。でも、実際は、沖縄で今現在も続く悲劇にはなぜか無言。(笑)」
記者「たしかに矛盾ではありますね。」
西村「国益が聞いて呆れるよ。思想の問題じゃなくて、矛盾してるのが良くない。ダブルスタンダードだから。基準がひとつなら、どんな思想もいいんだけど。日米安保が大切だから、米兵の強姦なんか全然OKって言うなら、経済交流が大切だから、北朝鮮の拉致も、別にいいじゃんとなる筈。論理的には。」
記者「じゃ、反北朝鮮の投稿は何なの?」
西村「むしろ、こちらが聞きたい(笑)。」
記者「差別主義みたいなもの?」
西村「劣等感の裏返しとも言いますね。」
記者「論理的には矛盾しているわけですよね?さっきの話だと」
西村「そう。沖縄の基地問題と北朝鮮の拉致問題での矛盾とか、あとは、韓国と北朝鮮を同じように嫌う態度とか、矛盾は明らかなわけで、その辺から単なる差別主義だというのは明らかでしょう。」
記者「もう少し説明を」
西村「たとえば、拉致や独裁を理由に北朝鮮を批判したり罵倒する人に、
「あなたは差別主義者でしょう?拉致してなくても独裁じゃなくても、
何が何でも、あの国や民族が嫌いなだけでしょう?」って聞いたら、
絶対に彼らは「違う」と答えると思う。
でも、韓国はまさに拉致もしてない、独裁でもない朝鮮民族の民主主義国(笑)。
だったら、経済交流や相互の安全保障のために、どんどん仲良くするのが国益なわけ。
それなのに、不可解にも、韓国も同じように批判したり、罵倒してますよね。(笑)
完全な論理破綻だと思いますね。申し訳ないけど。」
記者「なるほど。」
西村「どうでもいいっすけど(笑)。」
記者「規制はしない?」
西村「しない。好きにしろって感じ(笑)。読む人が読めば分かるし、言論には言論で。」
記者「このインタビューの見出しを、スレタイ風につけてみて下さい。」
西村「【自称愛国者は国益のことよりも個人益のことしか考えてない】っていうのは?」
記者「長すぎますね。」
西村「じゃ、【反北朝鮮言説に注意せよ】でお願いします(笑)」
記者「はい。ありがとうございました。」
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