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「すべてを疑え!! MAMO's Site<ジャーナリスト坂本衛のサイト>」
http://www.aa.alpha-net.ne.jp/mamos/index.html
<日録メモ風の更新情報>
01-19
●一部新聞が「女性民間法廷は偏向していたのだから、政府高官や政治家が事前に介入し、NHK番組を改変させるのは当然」と読める主張を書いていますが、言論・報道の自由を自ら否定するトンデモ主張。「女性民間法廷は偏向していた」と主張するのはもちろん自由だが、だからといって放映前の番組への政治介入を許してよいはずがありません
●北朝鮮では「独裁政権はよくない」という主張は「偏向」であり、許されていない。そのような北朝鮮はダメであるというには、「政府が偏向かどうかを決めるのはダメである」というしかない(「独裁政権はよくない」という主張が正しいかどうか北朝鮮政府と議論しても無意味。北朝鮮では「金正日は太り気味の小男だ」という正しい指摘をしても、粛正される恐れがあるわけで)。で、北朝鮮で「政府が偏向かどうかを決めるのはダメである」ならば、北朝鮮より民主的な日本国では、なおさら「政府が偏向かどうかを決めるのはダメ」なはず。もちろん日本政府や政府高官と「女性民間法廷は偏向していたかどうか」を議論しても無意味。そんなことは、あったり前でしょう。北朝鮮批判の急先鋒を自認する政治家や新聞が、北朝鮮でまかり通っているであろう「言論・報道の自由の抑圧」を日本でよしとするのは、何なのだ? 「ご都合主義」もよいところでしょう
●「言論・報道の自由」というのは、自分がキライな主張が流れることをも許すこと。なぜ許す必要があるかといえば、自分がキライな権力が登場したとき、自分の主張が封殺されては困るから。政府高官が、自分がキライな主張が流れるのを事前に阻止しようとすれば、それは北朝鮮がやっていることと同じ
●小林道雄が電話で「なぜ民主党は消極的か?」と聞く。私は次のように答えました。「政治介入をしたと疑われている安倍晋三は、自民党の有力な首相候補の一人であり、政権奪取を狙う民主党にとっては、どんな理由からでも叩いておいたほうが得策に決まっている人物。それなのに、民主党代表・岡田克也は早々に政治家の国会参考人招致は求めないと語った。どのような理由でそう語ったのかは推測するほかないが、民主党には自民党出身の政治家が少なからずおり、思想的信条的には自民党と変わらない、あるいはよりタカ派と思われる議員もいる。そのような議員が、女性民間法廷の判決はけしからんと思っても不思議はなく、番組の放送前にNHK関係者と接触し、番組内容について何らかの示唆をしていたとしても、私は驚かない。仮に、そのようなことがあり、NHK側が材料を握っている(「×月×日、NHKの誰それが、民主党の××先生をお訪ねし、番組について説明した」といつでも発表できる)のであれば、民主党が今回の政治介入の真相究明に及び腰でも不思議はないと思う。いずれにせよ、次期政権を狙う政党が、政権与党の有力首相候補の足を引っ張る最大のチャンスに沈黙を守っていることは、極めて不自然だ」
●インサイダー情報によれば、NHKの今年度予算(4月から執行)は前年度比3ケタ(100億円以上の規模)のマイナスとなりそう。職員給与の減額があれば、職員側も受け入れる見通し。前年度比「350億円減」というような場合は、デジタル化などで困ったことが起こる。会長辞任については、政治介入問題でかえって「居座り」の可能性も浮上!!(NHK側が「事実は封印し、命をかけて政治家を守る」と確約すれば、それは政治家の弱みを握ったことになる)。あと、副会長横滑り説ほか数人の候補者名を聞きましたが、まだ言わぬが花。ただし、清水英夫はない。高齢だし放送批評懇談会会長でGALAC編集顧問ですよ。ありえません。