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(回答先: 米中戦争はアメリカが起こす 主戦場は、台湾と日本【RPE Journal】 投稿者 へなちょこ 日時 2005 年 1 月 03 日 23:29:36)
丁寧に書いてありますね。
チャイナの主体的な分析が抜けてはおりますけど。
チャイナもロシアやEUと同じく米国の行方を睨みつつ戦略を立てて行動している筈です。日本とは異なり、ロシアやEUの意見も大いに取り入れて、忠告にも耳を傾けているでしょう。彼らは米・日同盟の衰退を予測し、生き残りを常に考えて行動する筈です。しかしながら、彼ら(指導者)は弱点を抱えており、それをコントロールできない限り、戦争と言うよりも紛争を外部から「注入される」でしょう。紛争それは言うまでも無く、地方・民族の独立です。このコントロールは難しい筈です。
しかしながら、米国は先に自国の体制的危機に対して危険な解決策に踏み出したわけですが、その危機の深化はより深まるのであり、そのことはチャイナにとっては危険をもたらすものでもあり、また安全をもたらすものでもあるのです。
先に動いたものは不利であるのが通例です。余裕がないから動くのですから、これは当然でしょう。
このロシアの論文は自国の性格を反映してか、覇権国としての米国とその戦略を「静的」に捉えていると思います。「覇権」そのものが、「勢い」であり、「エネルギーの反映」ですから、それをば「成長・衰退・その動き・波」を捉える視点から見なければなりません。
ダイナミックに捉えなければならないのです。
私の目から見ると、チャイナは決して米国に対して「不利」ではありません。
自国の立場を見誤らなければ、安全なのです。
チャイナの安全保障の為には、誤ってはならない最も大切な事は、
『対日戦略』でしょう。日本をあまりに米国に傾かせると自らを危険に立たせる事になります。
かつての日露戦争のような、英・米の尖兵として捉えて恐れてはいけません。
チャイナには親日的であってほしいものです。
日本人の中にはチャイニーズと戦いたいと思っている人は居ないでしょう。
チャイナは自国の安全の為にも、日本と友好関係を保たなければならない筈です。
内外の紛争策動者に警戒を怠ってはならず、その策動に引きずられてはなりません。
これのことは、私たち日本人も同様です。
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