★阿修羅♪ 現在地 HOME > 掲示板 > 政治・選挙7 > 370.html
 ★阿修羅♪
次へ 前へ
旧約聖書「創世記」の『蛇の誘惑』への疑問。アダム・イブの追放問題は中東動乱の精神的淵源ではないのか。
http://www.asyura2.com/0411/senkyo7/msg/370.html
投稿者 新世紀人 日時 2004 年 12 月 25 日 20:53:00:uj2zhYZWUUp16
 

旧約聖書の「創世記」に於ける「蛇の誘惑」の話には、幾つもの疑問を持たざるを得ない。
書かれていることに従って考えてみても、次のことが大きな疑問として浮かび上がってくる。
蛇からの誘惑があったとしても、何故、善悪の知識の木からは決して食べてはならない、との神の命令に背いたのか?
誘惑に応じた自分自身の責任をどの様に反省したのか?
アダムはイブが渡した木の実を、何の疑いも無く食べたのか?

神の問いと其れに対する返事を抜き出してみよう。
神「取って食べるなと命じた木から食べたのか。」
アダム「あなたが私と共に居るようにしてくださった女が、木から取って与えたので、食べました。」
神(女に向って)「何ということをしたのか。」
イブ「蛇が騙したので、食べてしまいました。」
この後、神は蛇に対して非難の言葉を語られるのだが、蛇の返答は書いてない。
蛇の返答が無いと言うのもおかしいが、
アダムもイブも自分の「落ち度」を認めていないのが気にかかるところである。

神はエデンの園から彼らを追放されたのだが、
神は慈悲深いのであるから、
彼らが、「神の命に背いた事」を、「恥じて反省したのであるなら」ば神は追放をされなかったと考えられるのである。

しかし、蛇の誘惑によって木の実を食べたと言うのは「本当の事なのか?」。
蛇に被けてしまった話なのではないか?
自分達の判断で食べてしまったか、蛇の発言を自分達に都合よく解釈したのではないか。
神の怒りが余りに激しいではないか。
「蛇の言い分、弁明」が書かれていないのはおかしいではないか。

「蛇」は世界で「知恵の神」として崇められている。
日本でも、「御神体」として、また「神の使い」としての扱いを受けている。
この事から考えると、蛇と彼らとの関係には異様な印象を受けるのである。

この事と考え合わせると深刻な論理が浮かび上がってくる。
「蛇すなわち知恵」とアダム・イブとの敵対関係である。
両者は互いに許し合えない関係ではないか。

私は、この話から、「核兵器の開発と保有の問題」や「技術の飽く事なき経済への利用と地球破壊」を導き出すのである。

この話から見る限り、アダム・イブは神を裏切った事を反省していない。
エデンの園を追放されてからも其のままである。
先ず今やるべきことは、神に謝る事ではないのか。自分自身の責任を認めて謝るべきではないのか。
蛇の事はさておいて、先ず自分がけじめを付けるべきであろう。
しかし、話は昔のままで終わっている。
この話は、様々な意味を込めて書かれたものと考えられる。歴史的にも思想的にも意味は深い。

日本人には、このような「裏切り」とか「追放」とかの話は無い。
それ故に、この話には返って敏感に反応し得るのである。

エデンの園の話には、「チグリス川」も「ユーフラテス川」も出てくる。
中東戦争は仲間内の戦争である。思想的にも血縁的にもそうであろう。
真に救いがたい戦いだ。

ところで、「アダム・イブ」については、我が国にははるか昔からその名は伝わっているのである。

 ヨイロバアダムイブヒ赤人女祖(メソ)氏──アフガカブ氏
                      アダムイブ民王
                      ヘルシヤケルマン氏

地球上の一地域の民の先祖として伝えられているのである。
中東の人達は、その子孫であろう。

 2 81 +−(『90』)

 次へ  前へ

政治・選挙7掲示板へ



フォローアップ:


 

 

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。