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株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu85.htm
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中国は北朝鮮国民を多くを餓死させて、その後に中国人を
送り込み、北朝鮮を第二のチベットにして属領にするのか?
2004年12月25日 土曜日
◆北朝鮮崩壊時、兵員20万人派遣=中国が計画作成−米研究者
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041224-00000604-jij-int
【ソウル24日時事】米国の対北朝鮮強硬論者であるホロウィッツ・ハドソン研究所首席研究員は、北朝鮮情勢について「中国が既に金正日労働党総書記の後継者として『ある将軍』を選定した」と指摘した。その上で「この将軍が権力を掌握した北朝鮮に、20万人の人民解放軍を送るシナリオを、中国が作成済みだ」と語った。
ワシントンで23日に開かれた講演会での発言を、韓国紙・朝鮮日報が25日付早版で報じた。それによると中国は、金正日政権の維持に必要なコストがあまりにも大きいため、政権交代論に傾いたとしている。
(時事通信) - 12月24日21時1分更新
■北朝鮮体制変革の損得〜シリーズ「日本人拉致事件」(5)■ 佐々木敏
http://www.akashic-record.com/y2004/nkchng.html
(前略)
●中国の介入●
尚、「#4」(政変)にはバリエーションがある。
#4b:中国の介入
金正日体制下で大量の難民(脱北者)が中朝国境を越えて中国に流入し続けることに国境線維持の不安を感じた中国が、軍隊を北朝鮮に送り込んで金正日を拘束して傀儡政権を樹立。北朝鮮を事実上、中国の属領として、中朝国境問題を「解決」する。
上記は保守系論客として知られるニュースキャスターの櫻井よしこの説である。彼女によると、中国は、以前は中朝国境の警備は警察(人民武装警察)に任せていたが、いまや正規軍(人民解放軍)に置き換わっており(産経新聞04年10月7日付朝刊1面「中国軍、北朝鮮国境に3万人 北も呼応?憶測呼ぶ」)、それは北朝鮮に万一の事態があった場合軍事介入するためだという。中国が最近、韓国との「歴史摩擦」を招きながらも、「朝鮮古代王朝の高句麗は中国の一部であった」という説を唱えているのは、「北朝鮮併合」の布石だというのだ(04年12月19日放送のフジテレビ『報道2001』)。
【日本のマスコミ界で「超才」と評される、さる碩学は「北朝鮮経済の破綻状態が続き、大量の脱北者が中国に流入し中朝国境が有名無実化するならば、それは中国と国境紛争を抱えるインド、ロシアなど他のすべて周辺国との関係に波及するので、中国が北朝鮮の破綻状態を座視し続けることはない」と筆者の前で語ったことがある。このため筆者は、櫻井と同様に、中国軍の北朝鮮侵攻はありうると懸念している。中国は北朝鮮を占領しても形式上、北朝鮮国民は自国民ではないので、いかなる福祉政策も施す必要がなく(北朝鮮国民が餓死してもすべて北朝鮮政府の責任であり)大したコストもかからないので、中国の北朝鮮占領は(米軍のイラク占領より)容易かもしれない。】
但し、この櫻井説が実現すると、米軍と中国軍が38度線(朝鮮戦争の休戦ライン)をはさんで直接接触し、米中間に軍事的緊張が生まれるので、米国との良好な関係(円滑な貿易や投資)のもとで経済発展をめざす中国にとっては、あまり好ましくないし、それは米国、韓国にとってもほぼ同じである。
【また、北朝鮮を併合して意気上がる中国がそのまま、かつての大日本帝国のように頭に乗って、韓国、台湾、日本への支配に乗り出す恐れもある(産経新聞04年11月8日付朝刊10面「一筆多論・国境で見た中国の威圧 」)。】
したがって「#4b」は、中韓にとっては「#3」(崩壊)よりマシな「次善の策」ではあるものの、日米にとってもかなりイヤなオプションであることは間違いない。(後略)
◆高句麗史、いつまで中国に引きずられるのか 朝鮮日報
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/09/17/20040917000093.html
中国政府(文化部)が主管・発行する月刊誌『中外文化交流』が15日発行した9月号で、「高句麗は中国東北地方で生活した古代の少数民族政権」と、これまでの主張を繰り返した。
今年8月24日、中国外交部の武大偉副部長が韓国を訪問し、韓国と中国が高句麗史問題の解決に向け、5項目の「口頭了解」に合意したと発表してから22日しか経っていない。
高句麗史問題で韓中関係が損なわれるのを防ぐため、「中国政府レベルで必要な措置を取って行く」とした合意が嘘であることが明らかになったのだ。懸念したとおりである。
中国が2002年から政府レベルで「東北工程」という政治プロジェクトを持ち出し、高句麗史を中国の辺境史として組み入れる試みを公然と行ってきたにもかかわらず、事件の本質である東北工程と外交部のホームページの高句麗史削除には何の言及もせず、拘束力のない「口頭了解」で取り繕うことに合意したことがまず間違いだった。
韓国政府は韓中間の口頭了解に盛り込まれた「中国政府レベルでの必要な措置」について、「中国側が教科書や政府出版物による高句麗史歪曲は、これ以上ないことを明確にした」と解釈したが、これは韓国の希望に過ぎなかったことが判明したのだ。 (後略)
(私のコメント)
韓国・北朝鮮がらみの問題を取り扱うと、いつも荒れてウイルス付きのメールを送りつけてくる人がいて困るのですが、北朝鮮問題はニュースやワイドショーなどでも大きくとり上げられているので、株式日記でもとり上げないわけにはいかない。阿修羅などのBBSに投稿もして見るのですが、嫌がらせめいたレスがつくので不愉快になる。
北朝鮮に対する日本の経済制裁が話題になっていますが、経済制裁をしなくとも北朝鮮は中国が属領化して解決される可能性が高くなってきた。中国が金正日を生かさず殺さずにしておいて、北朝鮮国民を餓死させるだけさせて、そのあとを中国人を送り込んで、チベットのように属領化させればいいと考えているのだろう。
日本政府としても朝鮮半島は基本的には関わりになることは出来るだけ避けて、単なる一外国として接していくべきだ。朝鮮半島が中国の属領になろうが日本にとっては大きな問題ではない。軍事的にみても長距離ミサイルの時代になっては、飛行機の時代とは違って朝鮮半島が緩衝地帯にはならなくなったからだ。
北朝鮮とはほとんど国交もなく、経済的な関係もほとんどなく、両国間において一番大きな問題は拉致問題だけであり、それ以外の問題は北朝鮮自身が決めることであり、おそらくは餓死者がある程度まで達すれば、政権は崩壊して中国が介入してくるだろう。そのような状況でわざわざ日本が経済制裁するのは、崩壊した後の北朝鮮に責任を負わされる危険性がある。
北朝鮮が中国の領土となれば韓国は中国と国境を接することになりますが、そうなれば韓国にも中国の傀儡政権が出来て、事実上の中国の属領になるだろう。しかし防衛上の観点から韓国はそのままかもしれない。つまりは明治の日清戦争以前の状況に戻ることであり、日本にとっては朝鮮半島がどうなろうと関与しないことだ。
日清戦争にしろ日露戦争にしろ、陰謀史観からすると米英からせきたてられて戦争をしたとも言える。しかしその頃はロシアの南下政策で大韓帝国はロシアの勢力下に入ろうとしたために、米英は日本をせきたてて朝鮮半島を領有させたという見方を私は持っている。その悪夢が21世紀の現代に甦ろうとしていますが、日本は断じて朝鮮半島に関与してはならない。
経済的には隣国でもあり経済交流はあってもいい。しかしそれ以上の関与は日本の利益にならず韓国国民の反感を買うだけだ。歴史的にみれば日韓併合は大失敗であり、日本の支出ばかりがかさんで、韓国は近代化しましたが、韓国国民の反感を買うばかりで日本にとっては何の利益にもならなかった。戦後も日本に対する反感は強く、様々な経済援助も事態の好転はなかった。アメリカなどはあきれ返って軍隊を引き上げようとしている。
北朝鮮の国情は北朝鮮国民が国家としての統治能力の無さを示している。長い間中国の属領であったために、属領意識が根付いて自立して国家運営が出来何のだろう。ならば以前のような中国の属領として北朝鮮がなっても仕方がないのではないかと思う。韓国も後を追ってそのようになるだろう。歴史的にみても日本が関与しても何の意味がないことを示している。