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北朝鮮ケソン工業団地 : 韓国と共に国家経済正常化を計る北朝鮮
2004/12/20
http://atfox.hp.infoseek.co.jp/xfile/2004/037.htm#1
7.政府と外務省、ゼネコンが動いている数兆円の北朝鮮ビジネス
http://atfox.hp.infoseek.co.jp/xfile/2004/036.htm#7
2000/6/13の南北首脳会談を機に、南北朝鮮間におけるインフラ構築のための共同事業が推進されている。
韓国統一部の統一白書(2004年)によると、『京義線鉄道(ソウル‐新義州)の連結』、『道路(?山‐開城)の建設』、『電力、ガス、通信の開設』、『用水炉の敷設』などが代表的だ。
2000/8 金正日総書記と韓国の財閥、現代グループの当時の会長、鄭夢憲・現代峨山会長が合意し、(北朝鮮自由経済特別区)開城工業団地構想が始まった。
開城工業団地は約2600haの工業団地と約4000haの新都市を建設する構想で、第一段階として韓国側が2200億ウォンを投入して2007年までに約330haの工業団地を建設し、繊維、衣類、電気、電子など約300業者の入居を目指している。
2003/2/25 韓国の盧武鉉(ノ・ムヒョン)は大統領就任演説で『平和・繁栄政策』を掲げた。
この政策は、金大中政権の『包容政策(太陽政策)』を発展させ、朝鮮半島に平和を定着し、南北朝鮮の共同繁栄を追求することを目標にした。
この盧武鉉の方針は、長期的には、平和的な南北統一の基盤を造成し、『東北アジア経済中心国家』建設構想と密接に関連している。
北朝鮮の核兵器開発問題との関連でも、平和的解決を促進するための手段としての経済協力の可能性が示唆された。開城工業団地造成事業 開城工業団地造成事業 開城工業団地造成事業
http://216.239.63.104/search?q=cache:5vMgp4UrKVMJ:web.sfc.keio.ac.jp/~kgw/Lecture/MAG/Advanced_Research/2004/proposal-A/tatsuya.pdf+%E9%96%8B%E5%9F%8E%E5%B7%A5%E6%A5%AD%E5%9B%A3%E5%9C%B0+?%96%E6%9C%88?%92%E6%97%A5&hl=ja
<開城工業団地>
2004/3/5 韓国・北朝鮮は、ソウル・グランドヒルトンホテルで第8回南北経協推進委会議を終え、7項目の合意文を発表した。
合意文によると、双方は開城工業団地の電力・通信問題を「商業的方式」で解決する。
南側の金光琳(キム・クァンリム)委員長(財経部次官)は「韓国側が配電施設を行って送電する方法または現地で調達する方法が考えられるが、経済性などを勘案して入居企業が選択するということだ」と説明した。
2003/6/7〜6/9、韓国と北朝鮮の第5回南北鉄道・道路連結実務協議が、北朝鮮南部・開城で開催された。
会談で南北側は京義線連結式日程を確定し、『北朝鮮側地域京義・東海(トンへ)線工事のための資材装備提供』、『列車運行合意書文案』などを協議した。
2003/6/30 北朝鮮内で各種韓国企業が操業をする開城工業団地の着工式が南北の関係者約320人が参加して、開城市で行われた。
着工式には、韓国側から現代グループ鄭会長や金辰浩・韓国土地公社社長、趙明均・統一省交流協力局長ら約120人、北朝鮮側から約200人が参加した。
南北は2004年上半期中に、開城工業団地に工業団地開発事務所と南北直取引拡大のための経済協力協議事務所を、同時に開設することで合意した。
北朝鮮の開城(ケソン)工業団地1段階開発区域(100万坪規模)に、韓国企業が段階的に入居している。すでに、1万坪規模の試験団地の造成が完了した。
2004/6月中に韓国企業が進出、12月、試験稼働に入った。 中央日報
臨津江(イムジンガン)共同水害防止に関し、双方は2004/4〜7月まで、それぞれ単独調査を行った後、15人前後の調査団を構成し、相手側地域を各7日間訪問した。
双方は金剛山(クムガンサン)観光活性化のため、特区開発計画を確定している。韓国観光公社:金剛山観光
<韓国企業で北朝鮮住民が生産し韓国へ初出荷 : 世界経済から孤立したい国家はいない>
北朝鮮・開城(ケソン)工業団地のモデル団地に入居した韓国企業が初めて製品を生産した。
参入企業は、北朝鮮住民を雇用する生産方式をとり、南北経済協力拡大を図る。
12/15 厨房道具メーカー「リビングアート」(キム・ソクチョル会長)は、開城工業団地・モデル団地入居企業のうち最初に鍋セットを生産し「開城時代」の幕開けを知らせた。
リビングアートは、韓国と北朝鮮の関係者が出席する中、開城工業団地内の工場で、「開城工業団地・初の製品生産記念式」を行った。
記念式には、韓国側から鄭東泳(チョン・ドンヨン)統一部長官、韓完相(ハン・ワンサン)大韓赤十字社総裁、玄貞恩(ヒョン・ジョンウン)現代(ヒョンデ)グループ会長と与野党国会議員、政府当局者、財界要人など約400人、北朝鮮側からはチュ・ドンチャン中央特区開発指導総局長など約50人が出席した。
韓国側、鄭東泳統一相は6月の就任後初めて、南北を結ぶ臨時道路で北朝鮮入りした。
統一省によると、鄭東泳は祝辞で「韓国政府は工業団地が国際的な競争力を持つよう支援を惜しまない」とし、「(北朝鮮側と)協力しながら韓国企業が投資を行い、生産活動の環境と制度を定着させるよう最善を尽くす」と述べ、北朝鮮に対する経済協力を重視する姿勢を強調した。四国新聞
同12/15PM2時ごろ、初生産された3種類の鍋1000セットは8tトラックに積まれ、南北軍事境界線を越え、北朝鮮から韓国に運ばれた。
即日、PM6時から、製品はソウル中区小公洞(チュング・ソゴンドン)にあるロッテデパート8階の特設売場で、販売された。
現在、開城工業団地・協力事業会社として承認を受けた入居企業13社のうち、リビングアートのほかに、シンウォン、エスジェイテック、サムドック通商、富川(プチョン)工業、テソン産業、マジックマイクロの8社が工場建設に乗り出している。
シンウォンとエスジェイテック、サムドック通商などは年内に工場を完工する計画。東亜日報
<北朝鮮政府が、一部私有財産を認める法律を公布する模様 : 国家再建を韓国に委ねる北朝鮮>
北朝鮮政府は、私有財産を一部認める法律を、2005年上半期には公布する模様。
中国北京の消息筋によると、北朝鮮当局は個人レベルでの住宅取引を一部認める「不動産取引き関連法」を設けようとしており、早ければ、2005年上半期には公布する。
消息筋は、2002年の経済管理改善措置以降個人の間で密かに住宅取引が横行したため、それらを合法化して実態を把握するためと述べている。KBS
<南北統一のシナリオ>
北朝鮮は、旧共産主義体制から、私有財産を認める資本主義を組み込んだ、かつての繁栄を誇った日本のような社会主義体制を目指すようだ。
韓国としても中国としても、北朝鮮をこのまま国家が崩壊させイラクのようにすることは、多くの難民を周辺国に出すことにもなり、結果、周辺国の財政を圧迫し、さらには周辺国の治安や国家体制を危うくすることにも繋がるので、全く期待していない。
韓国と北朝鮮との統一が行われると、経済崩壊状態の超ド貧国の北朝鮮が韓国経済にトドメを差すだろう。
軍事洗脳された北朝鮮軍人を迎えれば、韓国国内の治安は最悪の道をたどる可能性大だし、さらに、貧困からできた麻薬産業に携わる組織解体は非常に困難だ。
そして最大の難点は、金正日とその一派の処遇だ。罰するとすれば、彼らとしても絶対に譲らないだろうし、現在の地位の確保を約束するワケにもいかないだろう。
韓国としては、北朝鮮は北朝鮮として徐々に経済が改善され、体制が民主化されて初めて統一が実現するのが一番望ましい。
これ以上の、経済的追い込みは北朝鮮の暴発を招くことにもなるのだ。
だから韓国や中国、ロシアなどは、徐々に北朝鮮経済を世界に開放させ、世界経済に北朝鮮経済を組み込ませ、各国の経済に北朝鮮を関与させ、これを安全保障とすることを図っているようだ。
北朝鮮が、ある程度の経済的な自立を成し遂げ、北朝鮮トップを徐々に崩し、その後の統一は歓迎されるだろう。
北朝鮮にはウラン鉱もあり、石炭も採れ、さらにはロシアの油田やガス田のパイプラインを通すことで、経済の回復を図ることも可能だ。
また、日本から朝鮮半島を経て、中国・ロシアを通り、ヨーロッパまでを繋ぐ、アジア-ヨーロッパ大陸横断鉄道を作る計画もあるようだ。
どういう国家であろうとも、他国と紛争状態にある国家の将来に繁栄は無い。
北朝鮮は、これから軍部の不満を回避しつつ、国家経済を圧迫する軍事費をどうやって削減するかが、問題となるだろう。
だが、軍事力に頼り、軍事産業を国家の基盤とする(韓国の占領国である)アメリカや、アメリカと同じ軍産複合の国家を目指す愚かな(アメリカの占領する)日本は、北朝鮮危機を煽り立て、国民の洗脳を計っている。
問題はこの2国が北朝鮮をどうするかにかかる。
<南北統一問題 : 近年の動向>
1992/2 「南北間の和解と不可侵及び交流・協力に関する合意書」及び「朝鮮半島の非核化に関する共同宣言」発効。
1994/6 金日成主席と金泳三大統領は南北首脳会談開催に合意したが、金主席が7月に死去したため実現せず。
1998年 金大中韓国大統領は包容政策を標榜。11月金剛山観光開始。
1999/6 黄海で南北銃撃戦。
2000/6 南北首脳会談以降南北閣僚級会談6回、国防相会談1回、離散家族の相互訪問等実施されたが、南北関係は一時停滞。
2002/4 林東源韓国大統領特使が訪朝し、南北関係を原状回復することに合意した。6月黄海で南北銃撃戦。
<北朝鮮の対外政策>
1999/6以降、積極的な外交を展開。
1999/6 金永南最高人民会議常任委員長訪中
2000/4 日朝国交正常化交渉再開、5月金正日総書記訪中(2001/1にも訪中)、6月南北首脳会談開催、7月ロシア大統領訪朝。10月趙明録国防委第一副委員長訪米、オルブライト国務長官訪朝。
2001/5 EU代表団(パーション・スウェーデン首相団長)訪朝。7-8月金正日総書記訪露、9月に江澤民中国国家主席訪朝、2002/3 メガワティ・インドネシア大統領訪朝、5月ルオン越大統領訪朝、ブンニャン・ラオス首相訪朝。
現在、外交関係を有する国家は151ヵ国 : うち南北双方が外交関係を有する国は147ヵ国。
<世界各国との経済外交をしている金正男 暗殺計画>
12/19 聯合ニュースが消息筋の話として、北朝鮮の金正日総書記の長男、金正男が最近、オーストリア訪問中に暗殺の危機に見舞われたが、オーストリア当局の警護によって危機を免れていたことが分かったと報じた。
暗殺は、北朝鮮内部での金総書記の後継問題をめぐる争いから計画された可能性が高いという。
特に金総書記と高英姫夫人との間に生まれた二男、正哲や三男、正雲の周辺勢力が、故成惠琳夫人を母とする正男への権力継承を憂慮して企図したとみられると報じた。
消息筋は「金正男は先月中旬に欧州を訪問した際、暗殺の危機があったが、オーストリアの情報機関が事前に察知して密着警護をした」とし「暗殺を企図したのは北内部の反金正男勢力だと承知している」と述べた。
またオーストリア当局は計画の存在をオーストリア駐在の北朝鮮大使を通じて北朝鮮側にも通報したという。共同通信 、聯合ニュース
金正男くんは、名刺をもらった各国の会社関係者にメールアドレスがついていると、丁寧にメールを送り、その関係を繋ぐキッカケにしているようだ。
12/3には、(今年9/25にに北京国際空港で偶然に遭って取材を受けた)日本人記者にも挨拶メールを送っていた(当時、記者団の差し出す名刺を受け取り、「後で連絡します」と答えていた)。
金正男くんは世界中で目撃例がある。朝鮮労働党傘下の企業の名刺を持ち、北朝鮮経済特別区に関するビジネス交渉などをしているようだ。彼は日本でいわれるような、ただのアホボンの遊園地マニアではない。
<日本側 : 日朝国交正常化交渉 等(代表的なもの)>
日朝国交正常化交渉 日本外務省 要人往来(肩書は当時のもの)
第1回本会談 1991/1/30〜1/31(平壌)
第2回本会談 1991/3/11〜3/12(東京)
第3回本会談 1991/5/20〜5/22(北京)
第4回本会談 1991/8/30〜9/2(北京)
第5回本会談 1991/11/18〜11/20(北京)
第6回本会談 1992/1/30〜2/1(北京)
第7回本会談 1992/5/13〜5/15(北京)
第8回本会談 1992/11/5〜11/6(北京)
(中 断)
第9回本会談 2000/4/4〜4/7(平壌)
第10回本会談 2000/8/21〜8/25(東京)
第11回本会談 2000/10/30〜10/31(北京) (1)往
1990/9 金丸元副総理(自民)、田辺副委員長(社会)
1995/3 渡辺元副総理(自民)、久保書記長(社会)、鳩山代表幹事(さきがけ)
1997/11 森総務会長(自民)、伊藤幹事長(社民)、堂本座長(さきがけ)
1999/12 村山元総理(社民)、野中幹事長代理(自民)、園田議員(無所属)
(2)来
1991/2 金容淳(キム・ヨンスン)労働党書記
2001/1 楊亨燮(ヤン・ヒョンソプ)最高人民会議常任委員会副委員長
国交正常化交渉の再開・開催(2000/4、8月、10月)
日朝赤十字会談開催(1999/12、2000/3、2002/4)。
2002/9/17 日朝首脳会談・日朝平壌宣言 小泉首相、金正日総書記(平壌)
2004/5/22 日朝首脳会談 小泉首相、金正日総書記(平壌)