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同じ事を北朝鮮がはじめたら、即日本とアメリカは「北朝鮮が核兵器を作り始めた!」と「恐慌状態」なんでしょうかね。
@核燃料再処理工場でウラン試験開始 青森・六ケ所村(アサヒコム)
青森県六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場で21日午前、放射性物質を実際に使うウラン試験が始まった。六ケ所再処理工場は国内初の商業用施設で、国が進める核燃料サイクル事業の中核施設となる。事業主体の日本原燃は、約1年間のウラン試験の後、本物の使用済み核燃料を再処理する「アクティブ試験」を経て、06年中にも本格操業に入りたいとしている。
この日は、試験に使う劣化ウランを一時保管エリアから、硝酸に溶解させるための気流輸送装置に移動した。年内に劣化ウランを溶かし、年明けには硝酸に溶けた溶液から粉末ウランを取り出す作業を始める予定だ。
試験で使う劣化ウラン31トンは20日、茨城県東海村で原発用の核燃料を製造している「三菱原子燃料」から貨物船で運ばれた。
再処理工場ではこれまで、水や空気、硝酸を使った試験を実施してきたが、今回の試験で初めて放射性物質を使用する。
劣化ウランは、天然ウランを濃縮して核燃料を作る工程で出た搾りかすで、使用済み核燃料と化学的性質は似ているが、放射能レベルは低い。原燃は「臨界事故は起きない」と説明している。
今回のウラン試験では、粉末、模擬燃料体の2種類の形態の劣化ウランを利用し、工場の機器や設備の問題点を洗い出すのが目的だ。この試験が順調に進めば、アクティブ試験に入る。
原燃の前身、日本原燃サービスが国に再処理事業の許可申請をしたのは89年。当時、操業開始は97年12月とされていた。
しかし、95年に核燃料サイクルの柱となるはずだった高速増殖炉の原型炉「もんじゅ」でナトリウム漏れ事故があり、サイクル自体に大きなブレーキがかかった。その後も東海村の核燃料加工会社「ジェー・シー・オー(JCO)」東海事業所での臨界事故、東京電力のトラブル隠しや再処理工場での不正工事の発覚などが相次ぎ、試験は延期されてきた。
青森県は国の原子力委員会が11月、現在の核燃料サイクル事業を維持する方針を決めたことを受け、試験を容認する安全協定を原燃と締結した。
試験が始まった後、六ケ所村の原燃本社で記者会見した児島伊佐美社長は「ここまでの道のりは平坦(へいたん)ではなかったが、念願としていた試験が開始できたのは感慨無量だ。再処理工場稼働に向けた第一歩で、工場の稼働で純国産エネルギーの確立が図られると強く確信している」と語った。
◇
〈再処理工場をめぐる動き〉
84年7月 電気事業連合会が青森県と六ケ所村に核燃料サイクル施設の立地を要請
88年10月 ウラン濃縮工場着工
92年3月 ウラン濃縮工場操業開始
93年4月 再処理工場着工
98年10月 使用済み核燃料を初搬入
01年4月 再処理工場の通水試験開始
7月 使用済み核燃料貯蔵プールで水漏れ(日本原燃の青森県、六ケ所村への報告は12月)
02年11月 再処理工場で化学試験開始
04年11月 原子力委員会が核燃料サイクル政策維持を決定
再処理工場のウラン試験で日本原燃と県、村が安全協定を締結
12月 ウラン試験開始 (12/21 11:52)
http://www.asahi.com/national/update/1221/016.html
抑止理論を掲げ、日本版海兵隊の創設まで打ち出した新防衛大綱の方向からみると、使い道のないプルトニウム製造工場を始動した日本の行動は、日本の核武装への道以外の動機を見つけることができなくなっています。