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政府は21日、第3回日朝実務協議で北朝鮮から持ち帰った日本人拉致被害者に関する資料の虚偽や矛盾点について、速やかな回答を求める方針を固めた。回答には、期限を設けない予定だ。
資料の分析結果は24日に北朝鮮側に伝える方針だ。また、分析結果に関して日朝の実務者による協議を早期に開くよう求めることも検討している。
小泉首相は21日昼、「問題点などをよく整理して、相手方(北朝鮮)に誠意ある回答を求めていきたい。(回答の)期限を区切るよりも、できるだけ早くということだ」と首相官邸で記者団に述べた。
自民党には、「期限を設けて北朝鮮に回答を迫り、不誠実な回答だったら、経済制裁に踏み切ると通告すべきだ」との意見がある。しかし、政府は、「北朝鮮の出方をなお見極める必要がある」(外務省幹部)としており、一方的に回答期限を区切ることは避ける考えだ。
また、北朝鮮が横田めぐみさんの「遺骨」として提供した骨が別人のものだった問題で、北朝鮮側は詳細な鑑定結果と、骨を引き渡すよう求めている。このうち、鑑定結果については、鑑定書から内容を抜粋する形で示すことを検討している。
骨の返還については、政府・与党内から、「北朝鮮は『骨の鑑定を行う』などとして、時間稼ぎに利用するのではないか」などと慎重な意見が出ている。
(2004/12/21/22:12 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20041221i113.htm