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250枚が路上に散乱
宇治市長選の投票所入場券
今月5日投開票の宇治市長選で使われた投票所入場券が京都府宇治市内の道路沿いや水路に散乱していることが8日までに分かり、同市選管が同日午前までに250枚を回収した。投票所の市職員が自宅に持ち帰って開票翌日に家庭ごみとして出したといい、市選管は「処分を職員の判断に委ね、一括して回収していなかった」という。
投票所入場券は、世帯ごとに有権者宅にはがきで郵送される。投票所で個人ごとに氏名と性別が記入された部分を切り離して、選挙人名簿と照合する。
市選管によると、投開票翌日の6日午後5時ごろ、市民から「投票所入場券が水路に散乱している」との連絡を受けて同市明星町付近を調査した。7日には約3キロ離れた宇治金井戸付近でも散乱している、との連絡を受け、これまでに2カ所で計250枚を回収した。記載内容から、同市五ケ庄の岡屋小投票所で使われたものと判明した。
同小では、入場券を持参しなかった有権者を含め875人が投票した。使われた入場券すべてを、同小で投票事務を担当した市職員の1人が近くの自宅に持ち帰り、投開票翌日の6日朝、一つの袋に入れてごみ収集場に出したという。
市選管は投票所入場券の処分の規定を定めておらず、市役所や自宅に持ち帰るなど、各投票所の事務主任を務める市職員の判断に委ねていた。市選管の片山博明事務局長は「個人情報の管理の面で問題があった。今後は回収や処分の規定を定める」と話している。
府選管によると、公職選挙法上では投票所入場券の処分方法について規定はなく、市町村選管ごとの判断に委ねているという。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2004120800122&genre=A2&area=K20