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(回答先: 遺骨問題:「関係者処分も」朝鮮労働党幹部、NGOに話す [毎日新聞]【訪朝から戻った小坂氏】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 12 月 16 日 18:14:03)
「週刊文春」2003.08.14-21号より
蓮池・地村さん「子供帰国」
謎の仕掛け人”小坂事務局長”NGOの正体
…(略)…
しかし市内の元経営者が苦笑する。
「四日市の財界で彼は有名人でした。なぜなら彼の会社は脱税指南の会社で、多くの企業が世話になったからです」
しかも当時、彼は挨拶をする時、こう言っていたという。
「どうも、どうも、詐欺師の小坂です」
別の経営者が話す。
「小坂は相手を信用させる手段を熟知している。一貫してよく使う手口は、初めて会った人の目の前で県警や税務署の幹部に電話を入れ、まるで友達みたいに会話をする。他人の権威を利用するんだね」
二十代で駅前に自社ビルを構えた小坂氏だが、昭和六十年代に入って躓く。ゴルフ場開発を巡る事件で逮捕されたのだ。小坂氏本人が語る。
「罪状は背任、公文書偽造、詐欺など七つくらいあって、高裁まで争ったから、武勇伝みたいに僕自身あちこちで喋っています。結局、三重刑務所に服役しましたが、これも誤解があるんですよ。
ゴルフ場開発で土地の買収が必要となり、その交渉役として僕に白羽の矢が立ったのです。僕はゴルフ会員権を売って、そのうち五百万円をゴルフ場開発推進派の町長候補の選挙戦にぶち込んだ。ところが開発が頓挫して、会員権を買った人たちから詐欺だと言われてしまったのです」
小坂氏は地元の人々から詐欺師や脱税指南師と言われることに真っ向から反論する。
彼によると、地元選出の現厚労相・坂口力氏の熾烈な選挙戦を支援したことで、対抗馬たちが小坂氏の中傷ビラを撒いたのだという。小坂氏は自社ビルのワンフロアを、坂口氏に貸すほどの支援者であった。
「僕は公明党を支持する中小零細企業団体の財務を引き受けていました。すると、他の政党とつながりのある業界団体が、僕が脱税しているというデマを流したのです」
小坂氏は以前から小誌記者に、「政治家とのつき合いは一切ない」と断言し続けてきた。しかし、坂口大臣とのつき合いは古く、平成四年、医療法人「稔会」で小坂氏が代表理事、坂口大臣が顧問に就任。坂口氏は小坂氏の仲人もつとめた。その後は坂口氏と会っていないと小坂は話したが、のちに前言撤回。
「今年に入って、大臣室で一、二回お会いした。でも、それは北朝鮮の関係ではなく、NPOのことで会った」
…(略)…
実体が不透明な「小坂人脈」ではあるが、そんな彼が人生最大の強力な食い込みぶりを見せたのが、北朝鮮という国家であった。
小坂氏が頻繁に訪朝するようになったのは、平成十一年以降。小坂氏をよく知る人物が言う。
「小坂は右翼団体に強い人脈を持ち、『楯の会』の流れをくむ大物と非常に親しいのです。彼は右翼のルートを使って、様々な人に『(北朝鮮の)代理人にならないか?』と持ちかけています。北朝鮮は軍や労働党に直結する企業の、日本側のエージェントを必要としています。これが莫大な利権になるんです」
小坂氏は三年前にNG0を設立。重油の原料にもなる廃タイヤのチップを北朝鮮に無償で提供している。しかし、ある業者は首を傾げる。
「私も何度かタイヤチップを北朝鮮に送ろうとしたが、産業廃棄物に準ずる扱いなので環境省がうるさく、苦労する。小坂さんの場合はなぜか環境省が特別扱いしている。非常に強力かつ特殊なルートを持っているのだと思います」
また、廃タイヤには処理費が上乗せされているため、一見、旨味のある商売に見える。だが、手間賃、運送費、港での梱包などに費用がかかり、商売にはなりにくいという。
「小坂氏がカネにならない廃タイヤを支援し続けるのは、北朝鮮に恩を売るためだと見ています」(公安関係者)
小坂氏と北朝鮮上層部の深い関係を示唆する出来事は多い。昨年、話題になった横田めぐみさんの娘、キム・ヘギョンさんのインタビューがそうだ。小坂氏は小誌記者にこう語っていた。
「あれは僕がやったんだよ。インタビューの時、僕は隣の部屋にいたんだもの。それに、僕は横田滋さんにも数年前から面識があるんです」
まさかと思い、今回再度聞くと、彼はこう言った。
「あれはフジテレビが先行して取材をしようとしていたので、乗り遅れた毎日新聞を僕が北朝鮮側につなげたの」
…(略)…