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(回答先: 世論調査:内閣支持率、急落37% 小泉政権初の3割台 [毎日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 12 月 12 日 14:34:22)
イラクへの自衛隊派遣延長問題での無責任答弁などで、ついに支持率急落モードに突入した小泉首相
小泉政権、ついに危険水域−。小泉内閣の支持率が政権発足以来、最低水準の37%にまで急落していることが、毎日新聞の調査(10、11日の電話調査)で分かった。同紙の調査で支持率4割を切ったのは初めてで、政権発足以来最低。イラクへの自衛隊派遣延長問題における説明不足や、ニセ遺骨を平気で出してくる北朝鮮への弱腰外交に対し、国民のイラ立ちが背景にある。今や支持率だけが頼みの首相にとって、かなり痛い結果だ。
「支持率が4割を切ったら危険水域。3割を切ったら致命傷だ」
自民党のある大物議員はかつて、小泉首相の命運を計るバロメーターをこう評していた。
歴代内閣では高支持率といえる水準でも、「自民党をブッ壊す」と訴え、熱狂的な人気に支えられて首相になり、当初は約80%と超高支持率を背景に「独り勝ち政局」を牛耳ってきた小泉首相にとって、「落日」を思わせるに十分なレベル。
それだけに、今回の調査結果には、首相も大きなショックだろう。かつての「小泉フィーバー」を支えた女性の支持率が前回より10ポイントも減り、不支持率が10ポイント増えたのは大打撃である。
支持率急落の要因は主に2つ。1つは自衛隊派遣延長問題での、小泉首相の無責任答弁。「自衛隊が活動する地域が非戦闘地域だ」。国会で自衛隊の活動根拠となる「非戦闘地域」の定義を聞かれた際の小泉首相のこの“迷答弁”は、日本中をア然とさせた。
毎日調査でも、「自衛隊派遣延長について首相は国民への説明を十分果たしたか」との問いに対し、「十分でないと思う」が84%と圧倒的。これが響いてか、自衛隊派遣延長にも62%が反対と、賛成を大きく上回る。
もう1つの要因は、対北朝鮮政策における政府の弱腰ぶり。北が横田めぐみさんの遺骨として出してきた骨が、全くの別人のニセ遺骨であることが判明した。
こんな大ウソにも、「(北の)誠意ある対応を今、求めてますから」と悠長に構える首相に、国民のイラ立ちが高まっている。今回の毎日調査でも、72%が北への経済制裁を望んでいる。
今後の政局の焦点は、首相最大の公約である郵政民営化の議論に移る。首相は衆院解散をチラつかせて、党内に根強い反対論を封じ込める作戦をとる可能性がある。
だが、それも高い支持率が背景にあればこそ。抵抗勢力との対決姿勢で、国民の喝采(かっさい)を浴びた小泉首相もついに、低支持率→自民党抵抗勢力との妥協→低支持率という退陣スパイラルに入ったのだろうか。
ZAKZAK 2004/12/13
http://www.zakzak.co.jp/top/2004_12/t2004121303.html