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(回答先: 十日町市長選 白川元衆院議員出馬へ 【読売】(白川勝彦は田舎市長をやるほど落ちぶれたのか) 投稿者 後白河 日時 2004 年 12 月 13 日 01:14:39)
http://www.liberal-shirakawa.net/tsurezure/tsurezure.htmll
白川勝彦Web 永田町徒然草
2004年12月12日
No.228
帰りなん、いざ。田園将に蕪せんとす。
本日16時、私は十日町市で記者会見をしました。その場で、大合併をして来年4月1日誕生する十日町市の市長選に出馬することを表明しました。記者会見に先だち、14時から十日町地区白川勝彦後援会緊急会議を開き、出馬に至る経緯と決意を明らかにし、ご賛同をいただきました。
新潟5区から衆議院選に出馬するにあたり、昨年9月、その経緯をご理解をいただくために同じような会議を開きました。1年ぶりに多くの同志の方々にお会いした訳ですが、あの時は、どんなお話をしても後援会の皆さまにご理解をいただくことはできませんでした。涙、涙の会合となりました。今回は熱い激励をいただき、新しい出発を決意する会議でした。30年にわたり私を支えて下さった後援会の皆さまこそ、政治家である私のすべてであることを、改めて思い知らされました。
「帰りなん、いざ。田園将(まさ)に蕪(ぶ)せんとす。せんとす。胡(なん)ぞ帰らざる。」
早く故郷へ帰ろう。故郷の田園も荒れはてようとしているではないか。どうして帰らないわけにいこうか。意のようにならない官途にかじりついているより、田園で自然の生活を楽しむにこしたことはない。<諸橋轍次著「中国古典名言事典」>
中国の詩人・陶淵明(365〜427)の「帰去来の辞」の冒頭の詩句が、この数ヶ月いつも私の心をとらえていました。「田園将に蕪せんとす」── 地方の現状は、まさにこのとおりなのです。新潟県中越大震災は、甚大な被害を私たちの郷土にもたらしました。「胡ぞ帰らざる」── そうなんです。帰らなければならないのです。帰心矢の如しでした。陶淵明は自然と親しむ人生をいそしみ、美しい多くの詩を残しました。郷里の人々と共に美しい「偉大なる郷土」を創るためです。
出馬にいたる経緯や心境は、「市長選出馬にあたっての決意」としてアップいたしました。また、「新十日町市の行政についての基本的な考え方」として、行政運営の基本理念について、私の考えを具体的に述べています。少々長いものになりましたが、お読みいただければ幸いです。平成の大合併の結果、 3300の地方自治体は2000くらいになります。うち市は、720くらいです。すべての日本国民は、どこかの地方自治体に属しています。その首長は選挙で選ばれます。政治家たる首長が、住民の代表として行政をどのように運営するか。それがいま問われています。
官僚の書いたペーパーを棒読みし、官僚の敷いたレールに素直に乗る。官僚(役人)支配は、中央だけではなく地方も同じです。多くの国民は、このことにフラストレーションを感じています。本当の政治家ならば、このところを変えなければならないのです。また、政治家には、変えることができるのです。私は、政務次官を2回、大臣を1回務める中で、それを経験しました。今、30年間政治家としての厳しい修行をしてきた者として、これに挑戦します。それは、一地方自治体の問題にとどまらず、全国的な価値をもっていると信じます。乞う、新しい十日町市への注目!
17:30十日町市にて