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北朝鮮が横田めぐみさんの遺骨として日本側に提供した骨が別人のものだったことを受け、政府は11日、小泉首相の書簡を北朝鮮の金正日総書記に送り、厳重に抗議するとともに、安否不明の拉致被害者10人に関する新たな情報提供を求める方向で検討に入った。
情報提供は期限を区切る方針で、来春をメドとする案が浮上している。
政府は今月中に、11月の第3回日朝実務協議で北朝鮮が提供した資料の分析を踏まえ、首相書簡の送付を含め、この問題の対処方針を決める予定だ。
政府は、「遺骨」がめぐみさんとは別人と判明した12月8日、北京の北朝鮮大使館に電話で抗議した。その後、政府内で、「日本の強い抗議の意思を金総書記に直接伝えなければ、事態は進展しない」との意見が強まった。
書簡は、今年5月の首相再訪朝の際、金総書記が10人の被害者について「白紙に戻して再調査する」と表明しながら、虚偽の資料が提供された点を指摘し、一定期間内に10人に関する新たな情報提供を求める。また、北朝鮮に対する日本国内の厳しい世論を伝え、期限内に情報提供がない場合、経済制裁の発動も視野に入れざるを得ないとの考えを伝えることも検討している。
書簡を届ける方法としては、政府高官を首相特使として北朝鮮に派遣する案などが取りざたされている。
(2004/12/12/03:03 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20041212i201.htm