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(回答先: 貧者よ団結せよ! 投稿者 ワヤクチャ 日時 2005 年 1 月 26 日 22:36:01)
私は今、色々と事情があって休職しています。この間に色々と自分なりに考えなど整理して、まとめていきたいと思っています。
今のワイドショーが芸能ニュースを後景化して、プロパガンダ化したのはオウム事件の時ですね。あの年に阪神大震災が起きて危機管理体制がマスコミで騒がれるようになりました。今は小泉・ブッシュしか目に入りませんが、あの当時のクリントン政権や村山政権の反動性がブッシュ政権や小泉政権の反動性で美化される事があってはなりません。日本の右傾化・ファッショ化はあの時から始まったのです。人間は忘れやすいので、小泉を批判して小渕が美化する、あるいは小泉を美化して中曽根を美化する言説も多いですが、こういう言説に騙されて、小泉政権成立以前に起こった出来事を忘れないようにしたいです。小泉政権成立以前の動きが小泉政権のファッショ化の支えとなっている事は大きいです。反動化やファッショ化が今ほど目に見えてなくても、総評解体後の、この15年間の反動ファシストの戦略は一貫しているのであって、海部内閣の時代に右派が今より大人しくしているように見えても、湾岸戦争当時から執念深く改憲の時期を狙っていた事は事実でしょう。この総評解体・湾岸危機から15年間の歴史を自分なりにもう一度振り返ってとらえ直してみたいと思います。
間違っても、左派が反米右派の「小泉より前は良かった」という言説に賛同すれば、右派に即完敗だと思ってます。それは細川政権や村山政権と同じく右派の罠だと思います。小沢・河野・鳩山・岡田・ケリー・クリントンに幻想を持つ事は、小泉・ブッシュに幻想を持つのと同じくらい反動的で危険なことでしょう。